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お年玉はいつ渡す?誰まで渡すか迷ったときの決め方

お年玉は、お正月の挨拶で会うときに渡すと自然です。ただ、三が日に会えないから失礼になる、親戚の子全員に必ず渡さなければならない、と一律に考える必要はありません。

迷いやすいのは日付だけでなく、「どこまで用意する?」「今年からやめてもいい?」というところ。相手の家庭と相談しながら、毎年無理なく続けられる範囲を決めておくと、年末の気持ちも少し楽になります。

渡す日は、お正月に顔を合わせるタイミングを目安に

元日や三が日に親戚で集まるなら、新年の挨拶をしたあとなど、落ち着いたところで渡すとよいでしょう。食事や外出の慌ただしい最中に急いで渡すより、保護者にもひと言添えられる場面を選ぶのがおすすめです。

お正月の期間を表す言葉に「松の内」があります。地域によって1月7日ごろ、15日ごろと扱いが異なりますが、これはお年玉を渡せる全国共通の最終期限ではありません。家のしきたりがある場合は、まず家族に聞いてみましょう。

会うのが1月後半になるなら、「お正月に会えなかったので」と添えて渡すか、今回は見送るかを保護者と相談してもよいですね。日付を守るためだけに、無理な帰省や予定変更までしなくても大丈夫です。

会えない相手には、先に保護者へ相談する

離れて暮らす甥や姪などへ届けたいときは、突然送る前に「今年は会えないけれど、お年玉を渡してもいい?」と確認しておくと、受け取る側も戸惑いにくくなります。現金を普通の封筒に入れて郵送するのではなく、郵送するなら現金書留を利用します。

一方、毎年会ったときだけ渡す取り決めなら、会わない年まで必ず送るという決まりに変える必要はありません。「会う年だけ」「お正月に集まる範囲だけ」など、続け方も合わせて決めておきましょう。

誰まで渡すかは、親戚関係だけで決めなくてよい

甥や姪、いとこの子、自分の子など、渡す範囲は家庭ごとに違います。「親戚だから全員」と広げる前に、普段の付き合いと家計の両方から考えてみてください。

  • 毎年お正月に顔を合わせる子か。
  • 親同士で、すでに渡し合う約束があるか。
  • 対象の人数が増えても、翌年以降に無理がないか。
  • いつまで渡すか、卒業などの区切りを相談できるか。

自分の子へ渡すかどうかも、日頃のお小遣いとは別にお正月の楽しみとして渡す家庭、親からは渡さない家庭のどちらも考えられます。ほかの家と同じ金額や方式にそろえることより、家族の中で納得できる形が大切です。

上司など仕事上の付き合いがある人の子には、親戚へのお年玉と同じ感覚で用意せず、相手との関係や職場の慣習を確認しましょう。相手にお返しの負担を感じさせない配慮も必要です。

人数や金額の差が気になるなら、大人同士で先に話す

子どもの前を避けて、大人同士で続けやすい範囲を相談するイメージです。
子どもの前を避けて、大人同士で続けやすい範囲を相談するイメージです。

私も、弟の子どもへのお年玉に負担を感じたことがあります。親戚へのお年玉でも、負担に感じることはあるのですよね。

片方の家には子どもが1人、もう片方には何人もいると、同じ金額を渡しても家計の負担は変わります。「もらった分を必ず同額で返す」と考えるほど苦しくなるなら、子どもの前ではなく、大人同士で相談するところから始めてみましょう。

たとえば「お互いの負担もあるから、来年から子ども同士のお年玉はなしにしない?」「今年は家計の都合で、一人ずつ少額にさせてね」という伝え方が考えられます。これは決まった作法ではなく、相談の言い方の例です。

相手が用意した当日になって急に断るより、準備前に伝えるほうが調整しやすくなります。金額だけでなく、渡す年齢の上限や、会わない年の扱いまで話せると、翌年も迷いにくいですね。

渡さない年があっても、挨拶や気遣いは別にできる

渡さないことだけを理由に、自分は冷たいのだと責める必要はありません。ただ、相手が例年どおりだと思っている場合には、何も伝えずにやめると行き違いになることがあります。

「今年はお年玉を控えることにしたけれど、会えるのを楽しみにしているね」と、金銭のことと会いたい気持ちを分けて伝えてもよいでしょう。代わりのプレゼントまで必ず用意しなければならない、という話でもありません。

お年玉は、新年を迎えた子どもを思う気持ちを届ける機会です。無理を重ねて会うこと自体が負担になる前に、自分たちの続けやすい形を相談しておきたいですね。

お年玉の由来は、お金だけの話ではない

兵庫県神社庁の四季の行事の説明には、お正月の歳神様や鏡餅、お年玉にまつわる習わしが紹介されています。現在のお金を包む形だけを見て、必ずこの額を渡すものと考えなくてもよさそうです。

昔の調査の割合を今の全国相場として使うより、今年の人数と予算、相手の家庭の考えを確かめるほうが、実際の準備には役立ちます。まずは渡す相手を紙に書き出し、相談が必要な家庭を分けてみてください。

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