PR 食材と台所の工夫

豚汁の具は何を入れる?定番5つと、芋・変わり種の選び方

豚汁の具で迷ったら、豚肉に、大根・にんじん・ごぼう・こんにゃく・ねぎを合わせるところから考えると、買う物を決めやすいです。ここで挙げる五つは献立づくりの提案で、全国調査による人気ランキングではありません。

さらに芋を入れるか、きのこや豆腐を足すかで、食べごたえや楽しみ方も変えられます。私の家では里芋が定番ですが、「自分の家では当たり前」が、ほかの家庭では違うのも豚汁の面白いところですね。

豚肉と合わせたい、定番の具5つ

豚肉に、大根・にんじん・ごぼう・こんにゃく・ねぎを合わせる例。全部そろえる必要はありません。
豚肉に、大根・にんじん・ごぼう・こんにゃく・ねぎを合わせる例。全部そろえる必要はありません。

食品メーカーの公式レシピでも、大根・にんじん・ごぼうなどの組合せが使われています。例えばハウス食品の豚汁は、これらに豚肉・きのこ・ねぎを合わせた例です。具を選ぶときは、次のように役割から見ると考えやすくなります。

具 選ぶときの目安
大根 根菜を中心にした一杯にしたいとき。切る厚みをレシピに合わせる。
にんじん 彩りを足したいとき。大根などと火の通りをそろえる。
ごぼう 香りや歯ごたえを加えたいとき。切り方と下ごしらえを確認する。
こんにゃく 野菜とは違う食感を入れたいとき。下ゆでの要否は商品の表示を見る。
ねぎ 仕上げや香りのアクセントに。使う種類と加える時点はレシピに合わせる。

五つ全部がないから作れない、というわけではありません。冷蔵庫に大根とにんじんがあれば、それを軸に、食感を足す具や香りを足す具を選ぶという考え方でもよいでしょう。逆に、あれもこれも足す場合は、汁に対して具が多くなりすぎないかを見て分量を調整します。

里芋・じゃがいも・さつまいも、どれにする?

里芋はねっとり、じゃがいもはほくほく、さつまいもは甘み。好みで選び、煮方は選んだレシピに合わせます。
里芋はねっとり、じゃがいもはほくほく、さつまいもは甘み。好みで選び、煮方は選んだレシピに合わせます。

芋は必須と決めず、好みで選べます。里芋入りの例は伊勢原市の具だくさん豚汁、さつまいも入りはエスビー食品の公式レシピにもあります。

  • 里芋:ねっとりした食感を楽しみたいとき。
  • じゃがいも:ほくほくした芋を合わせたいとき。品種や煮方により崩れ方が変わるので、選んだレシピに沿う。
  • さつまいも:甘みのある仕上がりが好きなとき。

私にとっては里芋が入っていると、いつもの家の豚汁という感じがします。ほかの芋を試すなら、いつもの具をすべて変えるより、芋だけを替えてみると好みを比べやすそうです。これは今後の選び方の提案で、私がすべて作り比べたという話ではありません。

変わり種を足すなら、好みから一種類ずつ

いつもと少し変えたい場合は、「具を増やす」だけでなく「何を変えたいか」を先に決めると選びやすいです。

  • きのこを加える:しめじやしいたけなど、香りや食感の違いを楽しむ。
  • 豆腐を加える:やわらかい具を足したいとき。里芋や根菜とは別の食感になる。
  • さつまいもへ替える:具材を増やさず、芋の甘みで変化をつける。

きのこはハウス食品やキッコーマン、豆腐は伊勢原市のレシピで使われています。どれも「家にある物を何でも同じ量で追加してよい」という意味ではなく、分量や加える順番を参考にしながら使ってください。

もやしや白菜を入れたい場合も、具の候補として考えることはできます。ただ、食感や水分の出方が変わるため、元の具へ無制限に足すより、その具を使ったレシピに沿うほうが味を決めやすいです。根菜と同じ長さで煮る必要がある、とも限りません。

関東・関西で違う?もやしはどこの地域の具?

「関東ならじゃがいも、関西なら里芋やもやし」と地域だけで固定するには、根拠となる調査の範囲を確かめる必要があります。今回確認した公式レシピだけでは、地域ごとの多数派や、もやしを入れる地域を全国的に決めることはできません。

そのため、この記事では特定の具をその地域の全家庭の定番とは書かず、家庭ごとの違いとして扱います。地域別ランキングを探していた方には、裏付けのない順位ではなく、まず使いたい具と好みから選ぶことをおすすめします。

誰かに作るときなら、「芋は何を入れるのが好き?」「ごぼうやこんにゃくは入れる?」と聞くほうが、出身地だけで予想するより好みに近づけそうですね。

具を選んだあと、作るときの確認ポイント

作り方は、選んだレシピの分量と順番を一組として使うのが分かりやすいです。「四人分」とあっても、具だくさんのおかずとして食べるか、献立の汁物として添えるかで、欲しい量は変わります。材料表の人数だけでなく、肉や具、汁の量も見て選んでください。

  1. 人数に合うレシピを選び、肉・野菜・汁・みその分量を確認する。
  2. 野菜の厚みや下ごしらえをそろえる。根菜が硬いままなのに味だけ整えない。
  3. 具ごとの加える順番に沿い、肉も野菜も十分加熱する。
  4. みそを加える時点を確認し、最後に味を見て調整する。

キッコーマンの基本の豚汁は、ごぼうなどの具から炒め、あとで豚肉を入れる作り方です。一方、豚肉を先に炒めるレシピもあります。「肉が先でなければ失敗」と一つに決めず、選んだ作り方で進めましょう。

里芋や豆腐も入れたい場合は、それらを使うレシピを選ぶと投入時点まで迷わずに済みます。味付けの比率が分からないまま、複数のレシピの材料だけを寄せ集めないのが、最初は取り組みやすいと思います。

まとめ

豚汁の具に迷ったら、豚肉に大根・にんじん・ごぼうなどを合わせ、食べたい食感や手元の材料に応じてこんにゃく・ねぎ・芋などを選んでみてください。

我が家の里芋のように、家庭の定番も大切にしながら、きのこや豆腐、別の芋を加える楽しみ方もあります。人気順位や地域の決まりに合わせるより、食べる人が好きな一杯を選びたいですね。

-食材と台所の工夫