らっきょうと聞いて思い出すのは、カレーの付け合わせという方が多いのではないでしょうか。
らっきょう漬けを自宅で作る方法や漬け酢の活用法など、実は意外な効果もあるらっきょうのことをお知らせしますね!
目次
らっきょう漬けを漬ける時期
暑い夏が近づいてきましたね。こんな日、私はカレーが食べたくなるのですが、みなさんはいかがですか?
カレーといえば思い出す、付け合せのらっきょうを自宅で漬ける時期はいつ頃がいいのでしょう。
らっきょうを漬ける時ももちろんですが、梅ジュースを作ったりしそジュースなど自宅で作る場合は必ず旬の材料を使いましょう。
らっきょうの旬
らっきょうは4月から店頭には出始めていますが、旬の季節は5月~6月、梅雨時期だけの短い間です。
旬の美味しいらっきょうはこの時期しか手に入らないそうなので、らっきょう漬けを作る場合はスーパーなどで要チェックです。
らっきょうの選び方
スーパーなどでらっきょうを買う場合のポイントは大きさと芽です。
まずは大きさですが、全体的に丸みを帯びてふっくらしていて、粒の大きさがそろっている物を選びましょう。
大きさがそろっている方が浸かり方も均一になるのでチェックしたいポイントの一つです。
もう一つのポイントは芽が伸びていないかです。
らっきょうは出荷される時に芽と根を切られるのですが、成長が早いためすぐに芽が生えてきます。
芽が伸びている=出荷されて日が経っているということになります。
芽が伸びるとそれだけ身も痩せてしまうので、おいしいらっきょう漬けを作るのに欠かせないチェックポイントです。
らっきょう漬けの作り方
生のらっきょうを買って来たら、すぐにらっきょう漬けに取り掛かりましょう。
買ってそのまま置いておいたら、芽が伸びてしまっておいしさが減ってしまいます。
材料
- 土付きらっきょう:1kg
- 塩:大さじ2
- 赤唐辛子:4本
- 甘酢
米酢:600ml
砂糖:180~200g
塩:小さじ1
作り方
- らっきょうを手早く水洗いしてザルにあげ、水気をきります。
- 根元を浅めに切り落とし、芽側も少し切り落とします。
- しなびている外側の薄い皮も剥きましょう。
- ボウルにらっきょうと塩を入れ、ボウルを煽るように全体に塩を絡め、ボウルにラップをします。その後1時間以上室温におきます。
- 手早くサッと水で洗います。
- 綺麗なタオルで1つずつ水気を拭き取ります。
- 1時間ザルで乾かします。
- ステンレスの鍋に米酢、砂糖、塩を入れて強火にかけて煮立たせます。
煮立ったら弱火にして砂糖を溶かしきりましょう。砂糖が溶けたらそのまま常温で冷まします。 - フタがしっかり閉めれて酸に強い容器を綺麗に洗って水気を拭き取り、らっきょうと唐辛子を入れ、8をらっきょうが浸るまで注ぎます。
甘酢かららっきょうが出てしまう時はキッチンペーパーなどで落し蓋をしましょう。
水気をふき取るのが面倒な方は動画のように湯きりをしてもいいでしょう。
10日ほどで食べられるようになりますが、一か月ぐらい置いた方がおいしく食べられます。
らっきょう酢の活用方法
らっきょうを漬けたあとの酢を捨てるのが勿体ない!そんな方はいらっしゃいませんか?
らっきょう酢にも活用方法があるので、少しだけご紹介していきたいと思います。
- マリネ
- 浅漬け
- タルタルソース
- ポテトサラダの隠し味
- レッドオニオンを漬ける
- ドレッシング
- 秋刀魚を煮る
キュウリやタマネギ、人参を漬けるといったお漬物に使うパターンが多かったです。
中にはカレーに入れてコクを出している方も。カレーと相性が良いらっきょうなら酢も相性が良いのかもしれませんね。
らっきょうの効能
さて、ここまでらっきょうの漬け方や漬けた後の酢の使い方などをお伝えしてきました。
カレーとの相性も良く、ついついたくさん食べてしまいがちですが、もちろん食べすぎは良くありません。
意外かもしれませんが、らっきょうは野菜の中で1番食物繊維が豊富です。
そのため腸の調子を整えてくれる効果があります。
更にガンの予防や美肌効果、血液がサラサラになるなど嬉しい効果あると言われていますが、食べすぎるとかえって胸焼けになったり、下痢の原因になったりもするそうです。これはらっきょうの酸が胃の粘膜を傷つけてしまうからです。
体に良い!ダイエットにも効いて美肌にも効果あるなんて!と食べすぎるのはやめましょう。
らっきょうを食べるのは1日に4個が限度といわれています。
らっきょうに限ったことではありませんが、体に良いからといって食べすぎてもいい事はありません。
かえって体調を崩すだけなので気をつけましょう。
味の濃い美味しいものは体に悪いし、体に良いと言われているものは食べすぎると体に良くない。説も色々あるので判断は難しいですが、健康な体を維持するためにも、何事もやりすぎ、食べすぎは良くないのだということは心に留めておいて下さいね。