家庭の味である豚汁。いろんな具材が入っており、とても栄養素の高い料理の1つでもあります。そんな豚汁の具が実は地域によって違うことはご存知でしたか?
普段自分が食べている豚汁が、実は他の地域から見たら変わってる?!なんて事もあるかもしれません。
そこで、地域ごとの定番や美味しい作り方をご紹介しますね。
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まずは地方(関東・関西)の定番をご紹介する前に、全国的に定番となっている具材についてご紹介します。
家庭によって多少違いはあると思いますが、にんじん・こんにゃく・大根・玉ねぎ・油あげは全国的に豚汁に使われています。あとは、当たり前ですが豚肉ですね。
地方ごとの定番は、関東だとジャガイモやサトイモ、関西ですとサトイモやもやしです。
関西は地域によってはサトイモではなくサツマイモを入れるところもあるようです。
また、他の地域ですとバター(北海道)、酒粕(島根)、ミョウガ(高知)、ゆず胡椒(宮崎)など、その地域の特産品を入れているところも多くあります。
豚汁の具の定番の口コミ
では、実際にどんな豚汁を皆さんが作っているのか、いくつか家庭の味をご紹介しますね。
・主に大根・ゴボウ・サトイモ(又はジャガイモ)・こんにゃく・にんじん・油あげ・豚肉を入れます。野菜で芋類とゴボウは必須ですね。
・沸騰した豚汁にもやしを入れてサッとだけ火を通すとシャキシャキした食感が楽しめる美味しい豚汁になります。
・大根、にんじん、ゴボウ、豚肉、こんにゃく、ネギです。あれば蓮根なども入れます。
・豚肉の他には、もやし・白菜・サツマイモ・油あげ・ネギが定番で、サツマイモの替わりに豆腐にすることもあります。塩コショウに甘口の麦味噌の味付けで、とても美味しいです。
・盛り付けてから、オリーブオイルを垂らすと美味しいです。
・豚汁を作る時、豚肉をあらかじめごま油で炒めます。お好みで生姜を加えると一段と風味が増します。
・大根、にんじん、豚肉の他に油あげ、ゴボウ、サトイモを入れます。あれば、さつま揚げやかまぼこといった練り物も入れ、食べる前に、七味唐辛子を振ります。
・我が家では玉ねぎや白菜も入れます。味噌は赤だしです。
・豚肉は安い切り落とし肉を使うのですが、調理する前に日本酒に1時間浸します。これだけで肉も柔らかくなります。
いかがでしたか?
皆さんの定番の具や調理する時のひと工夫を挙げてみました。続いては、豚汁の定番の作り方をご紹介します。
美味しい豚汁の作り方
地域によって定番はもちろん異なるのですが、ここで某有名料理教室で教えている我が家でも定番の豚汁の作り方をご紹介します。
・豚バラ薄切り肉:80g
・大根:80g
・サトイモ:80g
・にんじん:40g
・ゴボウ:60g
・こんにゃく:60g
・ごま油:小さじ1
・一番だし:500〜600cc
・合わせみそ:30g
下準備として以下を行いましょう。
・大根、サトイモ、にんじんは皮をむき、食べやすいサイズに切る。いちょう切りか半月切りがオススメ。
・豚バラ肉を食べやすいサイズに切る。
・ゴボウはこすり洗いし、斜め切りにして水にさらして水気を切る。
・こんにゃくは水から下茹でして、短冊切りにする。
【作り方】
1)鍋にごま油を熱し豚バラ肉をしっかり炒める。
2)野菜と下茹でしたこんにゃくを入れ、全体がしんなりするまで炒める。
3)一番だしを加えて強火で煮立て、アクを取りながら煮込む。
4)野菜に火が通ったら、ボウルに入れた味噌にお玉1杯分の汁を入れて溶きのばし、その半分を鍋に入れて加熱する。
5)残りの味噌を加えて溶かし、火を止める。
以上が定番の作り方です。これだけで十分ですが、お好みで他の具材を入れたりしてアレンジしてみてください。
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豚汁を誰かに作る時、地域によって異なるので困ってしまうこともあるかもしれませんね。
そんな時は、この記事を参考にしてみてください。私の家ではサトイモが定番ですが、ほかの地域の豚汁の具も入れて作ってみようと思います。