制服の時は6月と11月に衣替えをする学校が多かったのではないでしょうか。
会社でも制服があるところは明確に衣替えの日が決まっているでしょう。
では、制服がないところではどうでしょう?
スーツの衣替えはいつなのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にスーツの衣替えの時期や、衣替えをしたスーツの扱い方などお知らせしますね。
スーツを衣替えするタイミングはいつ?
洋服の衣替えを始めると、スーツの衣替えのタイミングなんかも気になって来ますよね。
暑い日があったり寒い日があったり、ココ最近は服装を選ぶのも一苦労です。しかし、そろそろ衣替えのシーズンにも差し掛かってきましたし、衣替えについてのお話しをしていきたいと思います。
スーツにも夏用(春夏物)と冬用(秋冬物)、そしてオールシーズン用の3種類があります。
夏用への衣替えは3月~5月と言われています。
しかし、3月・4月に替えると雨の日はまだ肌寒いので、ゴールデンウィークの間に衣替えする方も多いようです。
制服より少し早いぐらいですね。
次に、冬物への衣替えです。タイミングとしては9月~11月が一般的です。春とは逆で9月・10月は雨が降ってもまだまだ蒸し暑いです。
なので、肌寒くなってきた10月下旬~11月頃が最適ではないでしょうか
オールシーズンなら衣替えが要らない?と考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オールシーズンのスーツは洋服に例えるなら春秋物のような感じなので、夏には少々暑く、冬には少々寒く感じてしまいます。
通勤で外を歩く時間が少ない方や、仕事中もオフィス外に出ることの少ない方なら着こなせるかもしれませんね。
ワイシャツも衣替えする?
スーツは衣替えしたけどワイシャツはしてない。なんて事にはなっていませんか?
ワイシャツとスーツは1対です。なのでどちらかだけを衣替えするというのはNGです。
スーツの衣替えをするタイミングで一緒にワイシャツも替えましょう。
その際に気をつけたいのは、夏のワイシャツの襟や袖に見られる黄ばみです。
夏のワイシャツは汗も沢山かきますし、特に汚れが目立ちます。
クリーニングに出すのはその都度ではなく、衣替えの時に一気に出しましょう。
それまではお家で汚れを洗います。
まずは残り湯などにつけて、すすぎます。
次に、汚れに応じた漂白剤に20分ほど浸け置きます。
漂白剤は強い薬ですので、1時間浸けるとワイシャツの繊維を傷つけてしまいますので、容器に書いてある浸け置き時間などをよく読んでください。
歯ブラシなどで軽く叩いてあげると汚れも落ちやすいです。
形状記憶のワイシャツでなければアイロンは必須です。パリッとしたワイシャツにしましょうね。
クリーニングしたスーツの保管方法
クリーニングに出して戻ってきたスーツですが、みなさんはビニールをつけたまま保存していませんか?
私は知らなかったのですが、ビニールをつけたまま保存するのは実はNGなんだそうです。
クリーニング後にかかっているビニールは、あくまでその後運ぶ際に汚れがついたり皺になるのを防ぐ為なので、引き取って家に着いてからはビニールを外して日陰に干してから保存します。
そうすることで、クリーニング独特の匂いがつくことを防げるし、クリーニング時の蒸気などの湿気も飛ばすことができます。
どうしても気になる方は、不織布のカバーをしておきましょう。
通気性がよく、より丈夫に保てます。
また、クローゼットなどで保存する時も注意が必要です。
虫食いに注意
虫食いはムシューダなどの防虫剤で防げますが、いろいろなタイプがあり、用途にあった場所に設置しなければ意味がありません。
箱に書いてある説明をよく読んで設置してくださいね。
湿気に注意
湿気は下の方に溜まりやすいと言われています。なので、クローゼットに収納する際は、床から話しておくなどといった事にも気をつけてください。
色褪せに注意
紫外線や蛍光灯などで服の色は変わっていきます。日光に当ててないから大丈夫というわけではないようですね。
綺麗に保存する際は、紫外線・蛍光灯共にあまり当たらないところにしましょう。
ホコリに注意
せっかく綺麗にクリーニングをしてもホコリがついてしまってはもったいないです。
クローゼットの中も綺麗にした上で収納しましょう。その際は、クローゼットの色がシャツにつかないかなどにも考慮しましょう。
保存といってもただ押入れやクローゼットにかけておけば良いというわけではありません。
ずっと閉めっぱなしにしていては湿気は溜まりますし、その湿気に釣られて虫も湧きます。
防虫剤も期限がありますので、入れたから大丈夫だと思って放置していると期限が切れて虫食いになっていたということも珍しいことではありません。
私が小学生のころあたりに実際にあった話しです。
「ちゃんとしまってあるからね。」と聞いていたのに翌年出したら穴が空いていたという何とも苦い記憶です。
みなさんはそういう事がないように、たまにはクローゼットの中も風を通して、防虫剤もチェックしてあげてくださいね。