2016年は新しい祝日が増えました!
その新しく加わる祝日、山の日についてどのような理由で祝日になったのかという事や、他にも新しい祝日候補があるのかなどといったことをお知らせしますね。
山の日が祝日になった理由
2016年の1月1日に内閣府が8月11日を「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として、国民の祝日「山の日」を設定しました。
日本山岳会という、登山や地理など山についての趣味の人が集まった団体やもともと山の日を設定していた自治体が、2010年から山の日を作ろう!と活動始めた結果、6年後の2016年、新しい祝日となりました。
※一節には海の日に対抗したという話しもあります。
ちなみにもともと、独自に山の日を設定していたのは群馬県と大阪府をはじめ13県の自治体でした。
群馬: 10月の第1月曜日
大阪: 11月の第2土曜日 等
2013年最初に夏の祝日案として提出された時は、お盆との休みを有効に使えるようにと8月12日を山の日としていました。
しかし8月12日は過去に起こった日本航空123便墜落事故と同日だったため、その日を祝日とすることに抵抗を覚える人も多く、一日ずらした8月11日が山の日なりました。
どうして8月の祝日になったの?
最初は山開きにあわせて6月の祝日になる予定でしたが、反対が殺到したため、8月の祝日になりました。
8月のお盆なら休みの企業が多く、影響が少ないからということもあると言われています。
また、
- 夏山シーズンだから
- お盆に故郷に帰って地元の山を見つめ直す
- 親と子どもの触れ合いの時間を作れる
など、後からあとからつけられたのではないかという理由もちらほらあります。
これから祝日になるかもしれない候補は?
技術の日、化学の日は新しい祝日にするため関係者が奮闘しているようです。文化の日に対抗しているのではないかという噂です。
時の日という日も候補にありました。面白いのが、祝日がない記念日という候補もあるのだそうです。
1年の中では、あと6月だけが祝日のない月です。
そのため、
雨の日があっても良いのではないか?
時の日を設定するなら6月はどうか?などいろいろと動きはあるようです。
みなさんはこんな日あったら良いのになーという日、ありますか?
そもそも祝日ってどうやって決まっているかご存知ですか?
祝日法というものがあって、それによって祝日が設定されるのです。
もちろん何でもかんでも成立するわけではありません。実際、海の日を7/20に戻すという案件は蹴られています。
何でもかんでも成立してしまっては祝日の有り難みもありませんし、これ以上はなくても良いような気もします。
何て言っていたらまた「〇〇の日」っていう祝日ができるかもしれませんね。
もう祝日は増えなくてもいい!?
5月のゴールデンウィークに7、8月の夏休み、お盆休み、9月のシルバーウィークなどこれだけでもたくさんお休みってありますよね。
ここで懸念されているのは学力の低下です。学生は特に春休みや冬休み、学校によっては秋休みなんていうものもあったりします。(2期生の学校など)
加えて各月の祝日や創立記念日も休みになりますね。
そう、これだけでもおそらく総計2ヵ月分は休みになります。
最近は某ドラマほどではありませんが、ゆとり世代の学力が叫ばれていることもしばしばあります。
そう考えると確かにもう祝日はいらないのかな、と考えてしまいました。
実際に土日が休みだった学生生活。その時は快適でしたが、成人してみると「え、これ知らないの?!」と言われることも多々ありました。
妹や、弟の世代は円周率の小数点以下が省略されていましたし。教えてって言われても教科書の中身が違うので教えてあげられなかったことも多くありました。
教科書の中身は年々変わっていたりするのでしかたないのかもしれませんね。
まとめ
2016年から山の日という祝日が増えました。
山に親しむ日として作られた祝日なので、これをきっかけに家族で山登りなど一緒に過ごす機会を増やしましょう。