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ほおづき市の由来や御利益 ほおづきの選び方と育て方

hoozuki

そろそろ浅草では、ほおずき市の準備が始まる頃ですね。

ほおずき市に並ぶホオズキは、1鉢ずつ丁寧に栽培されているのをご存知でしょうか。
今回は、ほおずき市の由来やびっくりするような御利益の事、ほおずきの選び方などをお知らせしますね。

ほおずき市の由来とご利益

ほおずき市は、観音信仰と深い関連があります。
観音様と縁のある縁日(18日)に参拝するとご利益があると受け継がれて来ていたのですが、それとは別に室町時代に功徳日(こうとくび)として縁日が新しく増えました。

この縁日は「千日詣」とも言われ、後に人が集まる縁日に市が立つようになり、ほおずき市もその時から始まっているそうです。
ほおずきは7月に行われる千日詣の縁日で薬草として売られていました。

※ほおずきの効能は、子どもの夜泣き、ひきつけ、大人のお腹や胸の痛みを和らげると言われています。中国では根っこを漢方にし、利尿作用、咳止め、解熱、黄疸に効果があるとされています。

このほおずきの根っこ。漢方でもありますが、子宮を収縮させる効果があるので妊婦さんには使えません。漢方は体に優しいイメージがあったのですが、そうとは限らないものなのですね。

ほおずき市のご利益は?

千日詣りで参拝すると、千日分のご利益があるとされていました。
その中でも、ほおずき市が開催される7月10日の功徳日(こうとくび)は、四万六千日と呼ばれ、46,000日分、すなわち一生分のご利益を得られる日となりました。

毎月の功徳日で約3年分のご利益を得て、7月の功徳日では約126年のご利益が得られるとなると、子供や孫の代まで安泰な気がしますね。

ほおずき市が開催される時に「四万六千日」があるというイメージを持っている方が多いかもしれませんが、実際は「四万六千日」に開催されるのが、ほおずき市なんですよね。

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ほおずき市の開催地

ほおずき市の本家本元は浅草寺です。

開催日:7月9日~10日
開催時間:8:00~21:00
7月10日が「四万六千日」なのですが、10日に一番乗りでお参りできるようにと前日から集まるようになったため、ほおずき市も7月9日から開催されるようになりました。

ほおずきの選び方

せっかくほおずきを買うなら良いものを選びたいですよね。
良いほおずきは実がたくさんついていて、軸がしっかりしています。
また、花や青い実がついているものは朱色に変わるまでの長い期間を楽しむことが出来るのでオススメですよ。

ほおずきもセット売りがあって1番人気なのは風鈴セットで2,500円程です。
そこそこの値段ですが、ほおずき娘につられて(?)買っていく方も多いようです(笑)

ほおずき市は2日間開催されています。
良いほおずきはすぐ売れてしまうので、購入予定の方は初日の早い時間に行きましょう。
2日目は値引きもありますが、その分良いほおずきは見つからないかもしれません。

ほおずき市では、ほおずきの他にもこの市の時だけ買うことができる雷避けのお守りもあります。

ほおずきの育て方

お日様が好きなので、良く日の当たる場所に置きましょう。

乾燥が苦手なので、土は常に湿らせてくださいね。
乾いていたらたっぷりお水をあげてください。
土は水はけが良く、肥えた土を好みます。

肥料はゆっくり効く粒状の肥料を混ぜてあげましょう。
追肥で春~花が咲くまで液体肥料なら2週間に1回、固形肥料なら1ヵ月半に1回あげます。

また、ほおずきの天敵はカメムシです!
梅雨~夏にかけて多く出没するので、殺虫剤などで予防してあげましょうね。養分を吸われると枯れてしまいます。

御利益のある日に買ったほおずきなので、虫も予防して大事に育てたいですね。

最後に

夏に見かけるほおずき、よく実家にも飾られていたことを思い出します。
子どもの頃は、ほおずきの実をひたすら揉んで柔らかくするのに夢中でした。
柔らかくした後はどうしたのか、もう覚えていません(笑

ところで、ほおずきは鑑賞用と食用とあるのをご存知でしたか?
食用のほおずきはゴールデンベリーと呼ばれていて、コレステロール値を減らしてくれる効果などがあり注目されています。

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