今年こそは浴衣デビューしようと考えているけれど、何を揃えればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
浴衣と帯と下駄があればいいと思うかもしれませんが、実はそれだけでは足りません。
お祭りには浴衣を着ていきたい!でも何を揃えたら良いの?
そんなあなたに必要な浴衣セット内容をお知らせしますね。
関連サイト浴衣の帯の種類や結び方 帯選びのチェックポイント! 関連サイト浴衣での汗や暑さを防ぐ方法 グッズも利用して快適に過ごそう。目次
初めての浴衣セット 何を揃えたらいい?
初めての浴衣、選ぶのもウキウキしちゃいますね。
浴衣初心者が浴衣を着る時に必要なものをピックアップしました。
- 浴衣
- 帯、または作り帯
- 下駄
- 腰紐:2本
- 伊達締め:1本
- 浴衣用下着
伊達締めは余分な腰紐でも代用することは可能ですが、浴衣初心者の方は着崩れを防ぐためにもぜひ準備しておきましょう。
腰紐2本と伊達締めと帯と浴衣。
これだけで十分着付けは出来るのですが、着崩れが気になる方は前板も使いましょう。
帯の中に挟み込むことで浴衣と帯が圧迫されて着崩れしにくくなります。
前板がない場合は、フェイスタオルでも代用は可能です。帯の結び目辺りに挟みましょう。
浴衣用の下着は涼しく過ごすための必需品ですね。
あとは、お財布や携帯、ハンカチなどを入れる巾着や小さめのカゴバッグがあると浴衣にピッタリですね。
浴衣セットで全部揃う?購入する時のチェックポイント
基本的に浴衣セットは、浴衣・帯・下駄の3点セットになっています。
ちなみに帯は長さが違うものがあるので、購入の際にはどのくらいの長さなのかきちんとチェックしてくださいね。
短いと結べないということはありませんが、おそらく初めての場合は結びにくいと思います。
浴衣用の下着や腰紐などは1セットあれば事足りるので、浴衣セット以外に小物セットとして用意されています。
小物セット1番気をつけて欲しいのは、浴衣用の下着と腰紐が入っているかどうかのチェックです。
なければ別で揃えれば良いのですが、せっかくセットで購入するのであれば、最低でもその2点が入っているかどうかも確認しましょう。
着付けは自分でできる?
初めてでは上手く出来ないかもしれませんが、鏡を見ながら練習すれば自分で着ることもできます。
胸が大きい方は着崩れしやすいので、その場合もタオルを詰めてなるべく平らになるように着ると着崩れしにくくなります。
この場合は胸の下の帯に挟み込みましょう。
着付けの手順
1.まずは浴衣を羽織ります。足は肩幅に開きましょう。
2.裾を揃えます。衿の20cmほどのところを摘み、背縫い(真ん中の縫い目です)が背中の中心になるように調節します。
もう片方の手で背縫いの腰辺りを摘んで持ち上げ、裾をくるぶしくらいまで上げます。
3.前に引っ張りながら後ろの手を離します。
4.そのまま左右の手で衿の両端を持ち、右手の下前を左脇へ。
その際、端っこが10cmほど上になるように重ねます。
5.次に、左手を前に持ってきます。たるまないように合わせましょう。
6.胸の下あたりを腰紐で固定します。
7.腕を袖から内側に持っていき、固定した部分のシワを伸ばします。
8.シワを伸ばしたらもう1本の腰紐で更に固定して伊達締めを締めます。
9.帯を巻けば完成です。
浴衣の着付けの仕方が動画で見られるのでとてもわかりやすいです。
帯の結び方なども載っているので、参考にしてはいかがでしょうか。
最後に
浴衣って、自分で揃えようと思うとちらほら揃え忘れが出てしまいがちなのですが、今はセット売りがあるのでとても便利ですよね。
3点セットだと初めて揃えるには足りない物があるので、注意してくださいね。