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本人限定受取郵便が届いた時の受取方法は?家族でも受け取れる?

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本人限定受取郵便をご存知ですか?

日本郵便の郵便サービスで、原則、封筒に記載された名前の本人しか受け取ることができません。

仕事が忙しくて家にいる時間がほとんどないから、奥さんに受け取ってほしい、あるいは、旅行に出かけてしまうから両親に受け取ってほしい、など、
一緒に住んでる家族なんだから大丈夫でしょう?

というあなた、そんなに簡単に考えてはダメなんです。

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本人限定受取郵便を受け取るまでに必要なもの

まず、本人限定受取郵便には、本人確認レベルなどの違いにより、「基本型」「特例型」「特定事項伝達型(特伝型)」の3種類があります。

種類受け取り場所必要書類
基本型郵便局窓口顔写真付き公的証明書1点
または写真無し公的証明書2点
特例方自宅・郵便局窓口公的証明書1点
特伝型自宅・指定の郵便局窓口公的証明書1点(住所同一)

「基本型」は、配達ではなく郵便局の窓口でのみ受け取れるもので、運転免許証・日本国旅券(パスポート)・個人番号カードなどの顔写真付きの公的証明書、もしくは、健康保険の被保険者証・国民年金手帳などの写真のないものでは2点の提示が必要となります。

「特例型」「特伝型」は、配達もしくは郵便局の窓口(「特伝型」は別指定の郵便窓口に限る)での受け取りになり、顔写真付きの公的証明書はもちろん、写真のないものでも公的証明書ならば1点の提示で大丈夫です。

ただし、「特伝型」は、宛先の住所と証明資料の住所が合致していることが条件になります。

また、郵便窓口で受け取る場合は、事前に送られてくる「到着通知書」または「不在配達通知書」の掲示が必要となります。ついでに、印鑑も用意しましょう(サインでも大丈夫)。

関連サイト個人番号カードは写真付身分証明書として使えます

本人限定受取郵便は家族でも受け取れる?

「本人限定」なんだから、本人以外受け取れるわけがない!と、無責任かつ冷たい発言をする方もいらっしゃいますが、結論から言いますと、受け取れます。

その方法は、あらかじめ「差出人」に、一人(同居している家族など)を代理人として指定しておいてもらう、というもので、本人の都合がつかない場合などは代理人が受け取ることができます。

本人限定受取郵便は宛先以外の住所に配達できないため、入院しているなど本人が自宅に居ない場合はあらかじめ代理人指定をしておきましょう。

ただしそれは、「基本型」「特例型」に限り可能で、「特伝型」は認められません。
代理人が受け取る場合も本人が受け取る場合と同様、本人確認書類の提示が必要となります。

本人からの委任状があれば受け取れるのではないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それだけではダメなんですね。

代理人の指定がない場合は、自宅に配達を頼んでも本人以外は受け取れない、ということになります。

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指定された時間帯以外での受け取りしかできない時は?

まず、本人限定受取郵便の流れとして、郵便局から事前連絡として通知書が届きます(電話連絡がある場合もあります)。

「特例型」「特伝型」は配達も選べますので、その場合は記載された希望の配達時間帯(8:00~21:00頃)を選び、FAXか電話で連絡をすることになります。

配達時間帯の区切りも細かく、平日だけでなく土日祝日も選べますので、かなり便利ですね。

そして、「基本型」をはじめ、全種類において、郵便窓口で受け取る場合ですが、営業時間内には行けない!という方も多いかと思います。

そんな時は、土日祝日や夜間も利用できる「ゆうゆう窓口」がある郵便局で受取りましょう。

利用可能時間は郵便局によって異なりますが、24時間利用可能な郵便局も少ないながらありますので、探してみてくださいね。

保管されている郵便局に行けない場合などは、他の郵便局(ゆうゆう窓口)に変更することもできます。

最後に

本人限定受取郵便が使われるのは、クレジットカードや金融機関のものなど、特に重要な場合がほとんどです。

本人じゃなくても良いのではないかといっても、そう簡単に認められるものではありません。個人情報を扱うものですから、本人かわからない場合は渡せませんよね。
重大な詐欺などに関わってくることもあるからです。

また、大事なものですから、誤配送や第三者に渡されるのを避けるためにも、配達サービスを受けるより、郵便窓口での受け取りの方がおすすめなのでしょうか。
面倒がらずに、きちんと手順をふんで、確実に受け取りましょう!

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