良いにおいだと思われがちな女性の頭皮ですが、実は意外と女性のほうが男性よりにおいがキツイことはご存知でしょうか?
毎月美容室で綺麗にしてもらっていても、やはり頭皮のにおいをなくすことはできません。
でも、これからの季節はにおい対策も万全にしたいですよね。
そんな頭皮のにおいが気になる女性必見!
頭皮のにおいの原因やを頭皮の臭いを改善するためのシャンプーの選び方をお知らせします。
頭皮のにおいの原因は?
頭皮のにおいの原因は、過剰に分泌されてしまった皮脂汚れや、たまってしまった古い角質、シャンプーで流しきれなかったスタイリング剤、シャンプーやトリートメントの流し残しなどが原因です。
これらが酸化したり、雑菌が繁殖することにより、頭皮のにおいが目立つようになります。
また頭皮の皮脂分泌量が増える原因のひとつは、頭皮の皮脂を落としすぎている可能性があります。
必要以上に皮脂を洗い流してしまうと頭皮が乾燥してしまいますので、それを補うために過剰に皮脂分泌してしまうのです。
人間の体は、首から上の部分の皮脂腺がとても多く存在するため、頭皮も皮脂の分泌量がとても多く、日頃からきちんとしたお手入れをしていないと、においがどんどん酷くなっていってしまいます。
シャンプー選びは成分をチェック!
手っ取り早く頭皮のにおいを改善するのであれば、やはりシャンプーを変えることが一番良いです。
ヘアコロンなどで頭皮のにおいを消そうとしても、やはり完全ににおいが消えることはありませんし、雑菌が繁殖した頭皮を放置してしまうと頭皮のトラブルに繋がってしまいます。
また、定期的に美容室に行ってヘッドスパを受けるのも手ですが、それにはお金がたくさんかかってしまいます。
やはり、日常生活の中で改善していくことが一番ですね。
一番効果的なのは、やはりシャンプーを変えてみるとこですね。
頭皮の臭いが気になる時はスカルプ系のシャンプーを使ってみましょう。
私がおすすめするシャンプーの選び方ポイントはこちらです。
「ラウレス硫酸」や「ラウリル硫酸」などの「硫酸系成分」が不使用のシャンプーを選ぶ。
この硫酸系成分が含まれた製品は、過剰に皮脂を洗い流してしまい、乾燥の原因になります。
特に、アトピー性皮膚炎や敏感肌の人は、この成分の入った製品は使わないほうが良いです。
ノンシリコンのシャンプーを選ぶ。
「シリコン」は、化学反応により作られる完全人工物のことです。
ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンなどは、シリコンの成分です。
シリコンシャンプーには、髪の毛のキューティクルを守るための役割があるので、洗い上がりの手触りはとても良いのですが、コーティング剤の成分が原因で頭皮に負担をかけてしまいます。
また、洗い残しにより、シリコンが頭皮に残ったまま蓄積されて雑菌繁殖してしまうのです。
ですから、シャンプーを選ぶ時はシリコンの入っていない「ノンシリコン」を使用したほうが良いのです。
アミノ酸系のシャンプーを選ぶ。
私が一番おすすめするのは、ノンシリコンでアミノ酸系のシャンプーです。
ノンシリコンのシャンプーは、コーティング剤が入っていないため、洗い上がりがキシキシしてしまうことがあるのです。
しかし、アミノ酸系のシャンプーは頭皮とほとんど同じ成分で作られていますので、余分な皮脂を洗い落とすことなく頭皮を傷つけずに洗浄できます。
シャンプーの仕方も大切なポイント
シャンプーを変えても改善されない場合は、洗い方やその後のケアの仕方に問題があるのかもしれません。
1)シャンプー前は良く髪をとかして、絡まりをなくしてから。
2)シャンプーの前に、ぬるま湯でしっかりと頭皮の汚れを落とす。
実は半分以上の汚れがぬるま湯で落ちるんです。
3)シャンプーをする時は、泡立ててから頭皮を指の腹を使ってマッサージする。
4)洗い残しのないようにしっかりとシャンプーを洗い流す。
5)トリートメントなどは、頭皮にはつけないで、毛先のみに使う。
1)シャンプーをした後は、毛穴を引き締めてあげると効果的。
毛穴を引き締めるのには低い温度のお湯で十分です。
2)ドライヤーで8割だけ乾かす。
3)髪の毛のキューティクルを保つために、ブラッシングはしっかりと。
完全に乾かそうとすると、髪を傷めることがあるので8割程度にしておいて、後は冷風で乾かしてください。
生乾きのままにしておくと、雑菌の繁殖を促してしまいますので注意が必要です。
洗濯物と一緒ですね。
まとめ
頭皮のにおいは、意外と身近な人が感じ取っているかもしれません。
加齢によるにおいも頭皮から出てしまうので、しっかりとしたケアが必要になりますね。
皆さんも、頭皮のにおいには十分気をつけてくださいね!