カラーコンタクトレンズを付けると目がぱっちりするので愛用している方も多いでしょう。
ですが、免許証やパスポートの写真にカラコンは大丈夫なの?
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
免許証やパスポートを作るとき、できれば綺麗に写っている写真を使いたいですよね。
私も身分証明書の写真を適当に撮ってしまい、長期間使用するものだということに後から気が付いて後悔した・・・なんてことばかりです。
長い間使う大事な身分証なのですから、できればカラコン着けて可愛く写っていたい。
そんなあなたにパスポートや免許証の写真にカラコンを使用しても良いの?
カラコンを使用してはいけない場所ってどんなところ?
などなど、気になるカラーコンタクトのマナーについてお知らせしますね。
関連サイトカラコンを初めて買う時の注意点は?眼科に行く必要はある?カラコンを付けたまま免許証写真はOK?
運転免許証と言えば、国家資格であり身近な身分証になりますよね。
このような大切な免許証にカラコンを使用しても良いのかちょっと悩んでしまいますね。
そこで、警視庁のホームページにて確認をしてみました。
不適切な写真の例に「カラーコンタクトで眼の色が違っているもの」という記載がされていました。
つまり、基本的にカラーコンタクトを使用しての写真は禁止されているようです。
しかし・・・最近ではコスプレ写真で免許証を作っている方のお話がネット上で多く出回っていますよね。これは、どういうことなのでしょう?
究極の○×クイズSHOW (2017年01月20日)の問題に運転免許証についてのお題がありました。
答えは〇でした。
この場合は男性が定期的に女装をしている男の娘だったんですね。
こういった方が免許証を女装で撮りたい場合は、許されるという事ですね。
警視庁のホームページに「個人識別が容易でないもの」という記載もあります。
つまり、免許センター担当者が個人識別が容易であると判断した場合、女装やコスプレでも免許証写真はOKです。
ですが、カラーコンタクトで目の色が違っているものは、明確に不適切とされているので、コスプレだからといって許可が出ることは難しいでしょう。
カラコンを付けたままパスポート写真はOK?
では、パスポートの場合はどのような判断になるのでしょうか。
実際、パスポートに使用できる写真の規定には「カラコンの使用は不可」とは書いてありません。
しかし、質問欄にてカラコンに関する回答がありました。
Q.カラーコンタクトレンズや瞳の輪郭を強調するコンタクトレンズを装着した写真
A.渡航先の出入国審査等において本人確認を行う際に、瞳の色は重要な識別ポイントになります。このため、パスポートの写真がカラーコンタクトレンズを装着したものである場合は、出入国審査等で疑義を持たれる可能性があり適当でないことから、撮り直しをお願いしています。
一方、瞳の輪郭を強調するコンタクトレンズ(注:色なしコンタクトレンズの縁にライン(黒又や茶色)の入ったもの。)については、これまでのところ、その使用により出入国審査等でトラブルが発生したとの報告には接していないこともあり受け付けていますが、出入国審査等において質問等を受けることも考えられますのでご注意ください。
出典:外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html
と、このような回答になっていました。
つまり、パスポートの写真にカラコンを使用する場合、眼の色素を変えるようなカラコンは使用不可ということになります。
出入国審査にひっかかると非常に面倒なことにもなりかねませんので、できればカラコンの使用は避けてくださいね。
マナーとしてカラコンを付けない方がいい場所は?
カラコンを使用してはいけない場所・・・と言いますと、やはりプールや視力検査のときですよね。
プールでは、雑菌が入りやすくなるので、コンタクトの装着は不可とされています。
そして、視力検査の場合、カラコンは検査の邪魔になってしまうので使用不可とされています。
その他、パスポートを使用して飛行機に乗るときも、カラコンの使用は不可とされていますし、教習所でもカラコンの使用は不可とされています。
しかし、マナーでカラコンを使用してはいけない場所はあるのでしょうか?
職種によるカラコンの認識
アパレルなど、ファッションを基準とした職種の場合はカラコンの使用は可能の場合がありますが、ファッションによって取引先や社員が不快に思うような職種の場合、カラコンの使用はマナー違反になる場合があります。
職場の認識によるものなので、マナー違反では・・・と不安に思うのでしたら、カラコンの使用は控えましょう。
お葬式でもカラコンはマナー違反になることも
お葬式や結婚式の場合、普段使用しているカラコンを外してから参加しましょう。
その理由は、カラコンに対する年配者の方の認識が関係してくるからです。
色々な世代の方々がいらっしゃる場では、メイクの方法一つでマナー違反となることも多く、そのような場ではカラコンの使用は避けるべきでしょう。
まとめ
カラコンが主流になっている今、どんな場面で使用してはいけないのか・・・ちょっとわかりにくいですよね。
無難なのは「曖昧な場合は使用を避ける」ことでしょう。
社会人になると、マナーは大切ですので、マナー違反と思われることがないように気をつけてカラーコンタクトレンズを楽しんでくださいね。