PR 食材と台所の工夫

ふわふわかき氷を家で作るには?氷の準備と削り方、うまくいかないときの確認

家でふわふわのかき氷を作るには、使える氷の種類を確かめ、氷の状態と刃の調節を合わせることが大切です。水や砂糖の配合を変える前に、手元のかき氷機でどんな削り方ができるかを見てみましょう。

私のお気に入りは、かき氷屋さんで食べるふわっふわのかき氷。まったく同じとはいきませんが、自宅でも近いふわふわ感を楽しめるとうれしいものです。シャリシャリもよいけれど、今日はふわっとした口当たりにしたい。そんなときに確認したい順番をまとめました。

ふわふわかき氷は、氷と機械の組合せから

かき氷機の説明書で対応する氷と操作を確認するイメージ
説明用のイメージです。

細かく削れるかき氷機でも、氷の入れ方や調節が合っていないと、思うような食感にならないことがあります。まず説明書で「使える氷」と「粗さの調節」の二つを確認してください。

専用カップの氷を使うタイプ、家庭の製氷皿や自動製氷機のバラ氷を使うタイプ、両方に対応するタイプがあります。たとえば、ドウシシャの2025年発売のDTS-B5・IS-TY-B5の公式案内には、家庭用のバラ氷にも対応したことが説明されています。「専用カップ付きでなければ作れない」と一括りにはできません。

同じシリーズ名でも型番や年式によって仕様が違います。家にある機械を使うなら底面などの型番を控え、買い替えるなら氷の種類だけでなく、粗さ調節・置き場所・洗いやすさも比べると選びやすいですね。

なお、家庭で作るバラ氷と、スーパーやコンビニで売られている硬い氷は別です。DHIS-B3の説明書のように、家庭のバラ氷は使えても、市販の硬い氷は使えない製品があります。

氷の準備から仕上げまでの5つのポイント

1.使える容器で、必要な分の氷を作る

専用カップなら指定の水位まで、バラ氷なら説明書に合う大きさと量で準備します。水を多く入れたり、別の容器で大きな塊を作ったりしても、かき氷機に合うとは限りません。凍らせる時間も、容器や冷凍庫の条件に合わせて余裕をみておきましょう。

家族の分を続けて作るなら、氷のストックと、機械を休ませる時間を先に確認すると慌てにくくなります。製氷カップ何個で何人分になるかは盛る量でも変わるので、初回に一杯分の量を確かめてから、必要なカップ数を考えると準備しやすいです。

水は説明書で使える飲用水を選びます。「必ずミネラルウォーター」「水道水なら一度沸騰させる」というひと手間を、ふわふわにする必須条件にする必要はありません。まず普段の氷と指定の削り方で試し、味の好みと削れ方を分けて考えてみてください。

2.氷を削るタイミングを合わせる

冷凍庫から出したばかりの硬い氷を、そのまま使うのがよいとは限りません。たとえばIS-AL-1500の説明書では、氷の表面が少し溶けた状態を案内しています。

ただし、これはどの機種でも同じ時間だけ放置するという意味ではありません。説明書に戻し方の案内があれば、その状態を目安にしてください。室温や氷の大きさで変わるので、「必ず10分」などの時間だけで決めず、溶けすぎるまで待たないようにします。

早く取り出そうと製氷カップを電子レンジで温めるのではなく、容器から外す方法も説明書で確認しましょう。冷凍庫から出した直後の氷へ素手で直接触れると、皮膚が張り付くおそれもあります。

3.削れ具合を見ながら粗さを調節する

粗さを調節できる機種なら、指定された初期位置から、氷が削れ始めるところを探します。最も細かい設定に固定すれば、いつでもふわふわになるわけではありません。

DHIS-B3の説明書では、細かい側から少しずつ粗い側へ調節し、好みの状態で削る方法が案内されています。ただし、ダイヤルの方向や操作のタイミングは機種ごとに違います。動かしてよいのはメーカーが指定する調節部で、刃や氷押さえへ直接手を伸ばすことではありません。

途中で氷が小さくなれば、削れる量や食感が変わることもあります。最初の設定だけで判断せず、出てきた氷を見ながら調節できるとよいですね。

4.器も用意し、削ったら早めに食べる

削り終わってから器やスプーンを探すと、せっかくの氷を待たせてしまいます。冷やした器、スプーン、シロップを先にそろえ、食べる人の分から仕上げると流れがよくなります。器を冷凍庫に入れる場合は、その器が冷凍に対応しているかも確認してください。

盛り付けは、ふんわりしたところを楽しみたいので、スプーンでぎゅっと押して形を整えるより、削れた氷を受けながら仕上げるイメージです。大きな山を完成させることより、おいしいと感じるうちに食べ始めるほうが、家では楽しみやすいかもしれません。

5.シロップは少量ずつ、好みを見ながら

上から一度にたっぷりかける方法だけでなく、器の底へ少し、途中へ少し、と分ける方法もあります。まず少量で味を見て足していくと、上だけ甘く、下は味が薄いといった偏りも調整しやすくなります。

最後まで同じ味にするか、途中から練乳などを足すかはお好みで。シロップやトッピングは商品の保存方法・使用方法に従い、先に用意しておくと、氷を削ったあとに慌てずにすみます。

ジャリジャリ・削れないときは、どこを見る?

うまくいかないときは、一度に水・配合・設定を全部変えず、次の順で一つずつ確かめてみましょう。下の表は原因を決めつけるものではなく、説明書のどこを見るかの目安です。

困っていること 最初に確認すること 次に見るところ
粒が粗く、ジャリジャリする 使える種類・大きさの氷か 氷を戻す案内と粗さの設定
動く音はするのに削れない 氷の量、残り氷、セット状態 刃の設定と空回りの対処
途中から削れ方が変わった 氷が小さくなったり偏ったりしていないか 再調節・氷交換の案内、連続使用時間
味付き氷だけ空回りする 材料と配合が対象機種に合うか 付属レシピと柔らかすぎる氷への対処
盛っている間に水っぽくなる 氷の溶け具合、削ってからの待ち時間 器やシロップを先に用意できるか

注意
機械を開けて氷を入れ直す作業は、いったん運転を止め、電動式は電源プラグを抜くなど、説明書どおりの安全な状態で行います。取れない氷を指でかき出したり、刃を自己流で曲げたりするのは避けてください。

連続使用時間や休ませる間隔も製品ごとに異なります。家族の分を作る途中でも、定格時間を超えて回し続けないことが大切です。焦げ臭さや異常な熱があるときは、食感の調整を続けず、使用をやめてメーカーへ相談します。

砂糖や牛乳を凍らせれば、もっとふわふわになる?

味付き氷を削れる製品なら、付属レシピに沿って、ミルク風味などのかき氷を楽しめる場合があります。ただ、砂糖を加えた氷をすべてのかき氷機で使えるわけではありません。柔らかい氷を押さえて削る仕組みも、製品によって違います。

DTY-B3の説明書には、糖分が多く柔らかい氷で空回りする場合も挙げられています。「砂糖を増やすほど削りやすくなる」とは考えず、その機種のレシピと配合で準備しましょう。

味付き氷は、冷蔵庫の自動製氷用の給水タンクではなく、かき氷機が指定する容器とレシピで準備しましょう。使い終わったら洗える部品を確かめてお手入れします。まずは水だけの氷で削り方をつかみ、対応していれば味付きへ広げると、つまずいた点も分かりやすくなります。

シロップ選びも、家のかき氷の楽しみ

好みのシロップでかき氷を味わうイメージ
説明用のイメージです。

私が子どもの頃の定番は、いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ。今思えばカラフルな色ばかりでした。あの頃に選んでいた色や味を思い出して作るのも、自宅ならではの楽しみですね。

人気順位で決めなくても、いつものいちごにする、抹茶とあずきを合わせる、家にあるシロップを少しずつ試す、と選び方はいろいろ。最初は氷の食感を楽しみ、あとから好みの味を足していくのもよさそうです。

かき氷とシャーベット、フラッペの違いや、どんな冷たいデザートを選ぶかが気になるときは、かき氷・シャーベット・フラッペの違いの記事で比べています。

まとめ

家でふわふわかき氷を作るときは、まず型番に合う氷を用意し、氷の状態と粗さ調節を合わせてみてください。削れないときは、氷の入れ方や設定を一つずつ確認すると、次に試すことが見つけやすくなります。

お店とまったく同じ仕上がりを目指して身構えるより、手元の機械で好みの食感を探し、好きなシロップで楽しむ。暑い日のおやつに、そんな時間を作れるといいですね。

-食材と台所の工夫