※この記事は私個人の体験談です。検査方法や費用は医療機関によって異なります。
なぜ胃カメラを受けることに?
今回は健康診断で胃のバリウム検査で異常ありとなり、精密検査で胃カメラを受けることになりました。
健康診断では鎮静剤ありの胃カメラを受けることができず、いつもバリウム検査にしているのですが、またしても引っかかってしまった。
精密検査では鎮静剤あり胃カメラ検査を選択して、今回で2回目。
経験があるとはいえ、やっぱり少し身構えます。
「またあの感じかな…」
「前回と同じだろうか。それとも違うだろうか」
前回も鎮静剤を使っていますが、病院が違えば流れも雰囲気も違うはず。
小さな不安を抱えながら当日を迎えました。
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前日・当日の準備
前日の注意点
・20時以降は絶食
・アルコールは控えめ
・水やお茶はOK
前日は「本当にこれで大丈夫かな?」と少しそわそわ。
でも、食事制限はそれほど大変ではありませんでした。
当日の朝
・朝は水をコップ2〜3杯
・朝食はとらない
・鎮静剤使用の場合は当日運転NG
・降圧剤以外の薬はNG
私は言われた通り水を多めの3杯飲みました。
正直ちょっときついです(笑)
一度トイレに行ってから向かいましたが、受付後に
「トイレ大丈夫ですか?」
と聞かれた瞬間、急に不安に。
鎮静剤も使うし、点滴もある。
「やっぱり行っておきます」と慌ててもう一度トイレへ。
結果、検査後もすぐトイレに行きました。
水をきちんと飲むと、終わったあとのトイレ問題はありえます(笑)
病院から渡された検査手順(経口内視鏡)
今回のクリニックでは、口からの内視鏡(経口内視鏡)について次のような流れでした。
検査の流れ(全体像)
2.のどの麻酔(キシロカイン)
3.鎮静剤の前の準備(点滴で血管確保)
4.検査台に横になる・準備
5.検査開始
5.結果のお知らせ
1.消泡剤(ガスコン水)を飲む
最初に出てきたのは、白い液体。
「胃の中をきれいにする薬です」と説明されました。
量はおよそ150ccくらい。思っていたよりもしっかり量があります。
「ゆっくり飲んで大丈夫ですよ」と言われたので、落ち着いて少しずつ飲みました。
名前に“泡”とつくので、シュワシュワするのかな?と勝手に想像していたのですが、炭酸のような刺激はありませんでした。
味もほとんど感じず、拍子抜けするくらい普通の液体という印象です。
あとから考えると“泡を消す薬”なので、胃の中の泡を取り除くで発泡するわけではないですね(笑)
ここで「あ、いよいよ始まるんだな」という実感が少し出てきました。
2.のどの麻酔(キシロカイン)
前回は横になってから、のどに垂らすタイプのジェル麻酔でした。
その記憶があったので、今回「座ったままの状態でのどの麻酔をしますね」と言われたときは、正直ちょっと「え?ここで?」と戸惑いました。
スプレータイプで、
「苦いですが、飲み込んでくださいね」
と言われ、シュッと噴射。
これが思ったよりしっかり苦いです。
3回ほどスプレーされ、「もう一回いきますね」と追加で2回。
合計5回くらいだったと思います。
前回別の病院での喉麻酔は、あおむけの状態になり、ジェルのような薬をのどに1分留めるでした。
“のどに溜まる感じ”なので、息できない?!と少し窒息しそうな感覚がありましたが、今回はスプレーなのでその感覚はありませんでした。
スプレー後は、しゃべれなくなる??と少し身構えましたが、すぐに大きな変化はありません。
横になって検査準備をするときも、強い違和感はありませんでした。
「思っていたより普通かも」と感じた瞬間でもありました。
3.鎮静剤の前の準備(点滴で血管確保)
鎮静剤は点滴から投与されますが、実際に薬が入るのはマウスピースをくわえ、準備が整ってからでした。
まずは血管確保。
私は血管が見えにくいタイプらしく、左腕ではうまく入らず、右でやり直しになりました。
うまく取れなくて手の甲で取った経験ありです。
「あ、やっぱり…」という感じです。
点滴の針が入ったあと、看護師さんが
「点滴しますね」
と言った瞬間、
(あれ? もう意識が薄れるのかな?)
と少し身構えました。
でも、
「鎮静剤はまだですよー」
と言われて、思わず心の中でずっこけました(笑)
この時点ではまだ普通に意識はあります。
鎮静剤そのものは、マウスピースをくわえ、検査直前の準備がすべて整ってから注入されました。
薬が入り始めてしばらくすると、
「あ、ちょっとぼーっとしてきたかも」
という感覚があり、そのあとはほとんど記憶がありません。
4.検査台に横になる・準備
そのまま検査室へ移動する流れだったので、メガネつけたまま入り、検査前に預かってもらいました。
左側を下にして横向きになります。
横向きになった瞬間、
(足ってどうするの? これで合ってる?)
と少し焦りました。
でも看護師さんがさっと足の位置を整えてくれて、体勢をきれいに直してくれました。
自分で完璧にやらなくて大丈夫なんだ、とそこで少し安心。
このタイミングで
・ベルトをゆるめる
・指にパルスオキシメーターをつける
・マウスピースをくわえる
といった準備が行われます。
「鎮静剤が効く前に、マウスピースをしっかりくわえてくださいね」と言われ、
(いよいよか…)
と少し緊張しました。
ここが、個人的には一番“始まる前のドキドキ”が強い瞬間でした。
ネイルは大丈夫?
鎮静剤を使うため、指に酸素測定器をつけます。
濃い色のネイルや厚いジェルは測定に影響することがあるそうです。
私は淡い色のセルフジェルだったので、そのままでOKでした。
唾液は垂れ流しでOK
「唾液は飲み込まず外に出してください」と言われます。
一瞬戸惑いますが、のど麻酔で飲み込みにくくなるため、そのほうが安全とのこと。
終わったあと鏡を見ましたが、意外と化粧は落ちていませんでした(笑)
5.検査開始と目覚め
内視鏡が口から挿入されます。
検査時間は通常5〜10分とのこと。
私はほとんど覚えていません。
気づいたとき、
「終わりましたよー」
と声をかけられていたような気がします。
頭の中は、ほわーーっとした感覚。
はっきり目が覚めたというより、ゆっくり浮上していく感じでした。
「大丈夫ですか?」と声をかけられ、椅子のようになった検査台から降りるときは支えてもらいました。
しゃきーんと完全に覚醒、という感じではありません。
でも歩くこと自体は問題ありませんでした。
検査室には、内視鏡を操作する先生のほかに、もう一人医療スタッフの方と看護師さんがいて、常に様子を見てくれている体制でした。
前回の病院でも同じように複数人体制だったので、胃カメラは基本的にこうした管理体制で行われることが多いのだと思います。
誰かが必ずそばにいてくれる、という安心感は大きかったです。
預けていたメガネを返してもらい、少しずつ現実に戻る感覚。
時計は更衣室に置いていたので時間は確認していませんが、あとで聞くと約1時間ほど休んでいたようです。
更衣室に戻った瞬間、急に意識がはっきりして
(トイレ!)
となりました(笑)
水をしっかり飲んでいた影響もあり、検査後すぐトイレへ直行しました。
徒歩で行ける距離だったのも安心でした。
6.結果説明の流れ
検査後は、院内で約1時間ほど休みました。
鎮静剤の影響が落ち着いてから着替えをし、少し待機します。
待ち時間は15分ほど。
通常の外来診察の合間に呼ばれる形でした。
今回は組織検査(生検)は行っていなかったため、その場で撮影した写真を見ながら説明を受けました。
検査当日に大まかな結果を聞くことができるのは安心感があります。
鎮静剤がまだ少し残っている感覚はありましたが、説明はきちんと理解できる程度。
特に問題がなければ、そのまま帰宅という流れでした。
前回との違い
| 項目 | 前回 | 今回 |
|---|---|---|
| 予約 | 予約できず昼まで待機 | 予約制でスムーズ |
| 麻酔方法 | ジェル麻酔で少し窒息感 | スプレー麻酔で不安なし |
| 服装 | 私服のまま | 検査着に着替え |
| 回復場所 | 簡易ベッドに移動 | 背もたれ式の検査台 |
前回の病院も悪かったわけではありません。
看護師さんはどちらも優しかったです。
でも、予約できたこととスプレー麻酔の安心感は大きく、
私は今回のほうが合っていました。
費用はどれくらい?
今回の費用は約4,000円(保険適用・鎮静剤あり)。
生検があると金額は変わる可能性があります。
想像していたより現実的な金額でした。
まとめ|不安はあっても大丈夫
胃カメラは、やっぱり少し緊張します。
「怖いな」「大丈夫かな」と思うのは普通のことだと思います。
でも実際は、
・事前にきちんと説明がある
・鎮静剤で検査中の記憶はほとんどない
・終われば歩いて帰れる
という流れでした。
検査中も複数の医療スタッフが常に様子を見てくれていました。
前回の病院でも同じような体制だったので、胃カメラは基本的に安全管理のもとで行われる検査なのだと感じました。
病院によって細かいやり方は違うと思います。
だからこそ、不安なことがあれば事前に聞いておくのがおすすめです。
ネイルのこと、トイレのこと、点滴のこと。
小さな疑問でも確認しておくだけで、気持ちはずいぶん楽になります。
私自身は、「またあってもいいよ」と思える経験でした。
これから受ける方の不安が、少しでも軽くなればうれしいです。
関連サイト胃のバリウム検査の時はゲップ不可?出てしまった場合はどうなる?
