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胃のバリウム検査の時はゲップ不可?出てしまった場合はどうなる?

年齢を重ねると、健康診断にも様々な項目が追加されていきますよね。

「若いころにはこんなのなかったのに!」と思うものが、バリウムなのではないでしょうか。

胃がんの発見のために大切な検査ではありますが、飲んだ後のゲップの我慢がツライ…「なんで我慢するの?出たらどうなるの」そんな疑問に答えます。

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胃のバリウム検査手順

まず、検査の前には肌着と検査用ズボンになるように指示されます。

女性の場合ですが、下着などの金具がレントゲンに映ってしまうと、正確な検査ができなくなる可能性があるため、外しましょう。Tシャツ1枚が手軽でよいでしょう。ブラトップは病院によってOKのところもあったり不可のところもあったりとまちまちなので事前に確認しておくと安心ですね。飾りやボタンのついたものは避けましょうね。

タイツやストッキングは脱着にかなり手間がかかるため、できれば当日は履いていかないほうがスムーズです。また、検査服が上だけしかなかった場合でも対応できるので念のため、ワンピースよりは上下に分かれた服にしておくと安心ですね。

着替えが終わったら、いよいよ胃の検査に入るためバリウムが登場します。まず、バリウムの前に、胃を膨らますための発泡剤を飲みます。

結構すっぱいことが多いので、むせないように気を付けましょう。次に出される真っ白でドロドロの液体がバリウムです!

一気に飲む必要はありませんので、無理せず1口ずつでも大丈夫です。

検査は撮影ですが、撮影自体はそんなにつらくありません。自分で体の向きを変えながら何枚か撮影をしていきます。大体5分くらいで終わります。
何よりも一番辛いのは、ゲップを我慢することではないでしょうか…。

ゲップが出てはいけないのはなぜ?対応方法は?

健康診断の前は食事を抜くことが多いため、患者の胃は縮んだ状態になっています。そんな状態だと検査で見えづらいため、胃を膨らませる必要があるのです。

また体を動かしながら膨らませた胃の内壁にバリウムを塗りつけて検査をしやすくします。

バリウムをまんべんなくつけるために発泡剤を飲ませて胃を膨らませているのですね。

しかし、ゲップをしてしまうと、せっかく膨らんだ胃の空気が抜けてしまい、再び縮んでしまいます。そのため、もしゲップをしてしまったら、もう一度発泡剤を飲まなければなりません。

ゲップを我慢する方法はいくつかあります。

①顎を引いて下を向く
②ゆっくりと唾液を飲み込む
③鼻呼吸をし、いったん止めてから、鼻から息を吐く

上を向くより、下を向いたほうが我慢しやすいでしょう。

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バリウム検査が終わった後の注意点

検査が終わったら、体内のバリウムを出すために下剤が渡されます。バリウムは早く出したほうがよいため、検査が終わったらすぐに飲みましょう。

また、注意したいのが、バリウムを飲んだ後にお酒やカフェインを含むドリンク(コーヒーや緑茶など)を飲むことです。アルコールやカフェインを摂ると、腸内でバリウムが固まってしまう恐れがあります。検査後お酒を飲みたくても、白い便が出なくなるまでは控えたほうが安心です。

腸内でバリウムが固まると、まれに腸閉塞を起こす可能性があり、激しい腹痛や嘔吐に襲われることもあります。腸閉塞とまではいかなくても、便秘などになり、ひどいときは手術が必要となることも…。

そのため、検査後に飲む下剤の効果を感じない時は、水分をたくさん採るなどし、腸を便が出やすい環境にすることが大切です。

下剤は複数回分処方されます。検査後すぐと6時間後ぐらいにもう一度飲んでおくと安心ですね。それでも出ない場合は翌朝も飲みましょう。

下剤の効果は人それですので、翌日もバリウムが出ていない場合は病院にいきましょう。

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最後に

ちなみに、検査の前に煙草を吸ってしまうと、胃が反応して胃液を出してしまうため、バリウムが胃の壁につきにくくなり、正常な検査ができず、腫瘍などが見落とされてしまう可能性があります。

愛煙家の人にとってはストレスになるかもしれませんが、検査が終了するまでは禁煙をしておきましょう。

私は以前、健康診断前の空腹に耐えきれず、コーンスープを飲んでしまったため、血糖値が異常なまでに上昇し、糖尿病を疑われたことがあります。再検査で異常なしを言われほっとしましたが…。

正しい検査結果のために、事前ルールは守って受けましょう!

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