新入社員の方々もそろそろ会社に慣れてきたでしょう。
初めてのボーナスをもらう頃になると、お中元が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お中元を贈る時のマナーや上司の住所を知らない時、どうすればいいかなどお知らせしますね。
関連サイトお中元の時期は関西と関東では違う?マナーや贈る相手はどうすればいい?新入社員は上司にお中元を贈るべき?
社会人になると、夏のお中元や冬のお歳暮が気になる方も多いでしょう。
まず、お中元を贈るか贈らないかですが、2015年のお中元シーズンに行われたアンケート結果では会社関連の方に贈った人は約20%でした。
思ていたより少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。
今は上辺だけの礼儀や形式をなくす虚礼廃止をしているところが多いことが理由のひとつかもしれません。
確かに、お中元に限らず形だけのお祝いやプレゼントをもらっても嬉しくないですよね。
社会人としては自分がお中元を贈りたいとか贈りたくない、ではなく会社の習わしに従いましょう。
お中元なんて古くさいしもう贈らなくても良いのでは?という考えもあるかもしれませんが、1度確認しておいた方が良いかと思います。
その時にお中元を廃止していたとしても、知っているのと知らないのとでは全然違います。
上司に住所を聞く方法
自分の会社ではお中元の習慣があるとわかったけれど、上司の住所を知らないという事もあるでしょう。
お中元を贈る時にどうやって住所を入手するかですが、社員名簿に書いてあることがあるので、そのような名簿があるか度確認してみましょう。
名簿がない場合は、お中元のやり取りがある先輩などに聞いてみてはいかがでしょう。
「〇〇さんはこういうのが好きみたいだよ」という事まで教えてもらえるかもしれません。
渡したい上司に直接聞くのは失礼だという声もありますが、実際はそうでもありません。
寧ろ、「お中元を贈りたいので住所を教えて頂けませんか?」とストレートに聞くことで、「お!じゃあハムくれよ!」とリクエストして下さることもあります。
そうなると品物選びも悩まなくてすみます。勇気を出して聞いてみるのも一つの手ですね。
送り状はつけるべき?書き方は?
送り状ですが、必ず送らなければならないものではありません。というか、送らない人の方がほとんどだそうです。
ただ、突然お中元が届いたら驚きますよね。なので、送り状を送った方が親切ではあります。
1.頭語
2.時候の挨拶
3.相手の安否を気遣う
4.日頃のお礼
5.品物を送ったこと
6.相手の健康を気遣う
7.結びの言葉
8.発送した日
送り状の中に品物の内容を入れる場合もあるようですが、中には品物の内容を書くのは失礼にあたるとする場合もあるようです。
個人的にはお中元を贈るのに中身は内緒の方が楽しみなのでは?と考えているので、書かなくてもいいのではないかと思っています。
拝啓
厚さも厳しくなってまいりましたが、〇〇課長にはご健勝のことと心からお喜び申し上げます。
日頃は、公私にわたりいつも温かいご指導ご配慮をいただき、心よりお礼申し上げます。
ささやかですが、お中元のしるしを別便にてお贈りしました。どうぞお納め下さい。
まだまだ暑さが続く折り、どうぞご自愛くださいませ。
敬具
平成**年**月**日
送り状の例文ですが、今回は会社の上司宛で書かせていただきました。
習い事の先生宛であったり、義実家宛であったりで書き方がかわるのでお気をつけくださいね。
送り状は奥さんが書いても問題はありません。
ただ、お中元よりも早く届くように調整しないと、結局お中元が先に届いてしまって驚かしてしまうかもしれません。
お中元、送り状は送る時期にも気をつけて送りましょう。
※送り状は奥さんで大丈夫ですが、お中元自体はその会社に務めている方が贈るものですので、お間違えのないように気をつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
私の職場ではお中元の習慣がなかったので、贈ることもいただくこともありませんでした。
実家にはお中元らしきものが良く届いていたなー、とぼんやり思い出したのですが、最近ではめっきりみなくなったので、虚礼廃止でなくなったのかもしれません。
個人的には改めて日頃のお礼をする日として、お中元を渡したいと思っているのでちょっと寂しくも思っています。