今年は例年に比べて台風が数多く来ている印象がありますね。
台風と言えば夏から秋にかけてが多く、
ちょうど帰省や旅行の時期と重なってしまうこともしばしば。
台風が近づくと交通網も大混乱してしまうので、できるだけ早めに対処しておきたいですよね。
今回は、台風が来た時に知っておきたい交通機関の運休や運転見合わせの違い、
どれぐらいの風速で交通機関が止まってしまうのかみてみましょう。
目次
運休と分かったら、まずしておきたい事とは?
台風が近くにいると、新幹線は高確率で止まってしまいます。
では、運休とわかったら、まずは情報収集と予約していた席の払い戻しができるかどうか確認しましょう。
みどりの窓口へ申し出ることで、全額払い戻し、または後続列車に予約変更ができます。
ただし、線路が不通の場合は、運転再開の見通しが立つまで変更手続きができない場合もあります。
新幹線が止まる風速と在来線が止まる風速は若干違いがあります。
在来線、その他の交通機関がどのような状態かを確認しましょう。
場合によっては、そこから動くことができなくなる可能性もあるので、ホテルの予約が必要になるかもしれません。
運休と運転見合わせの違いと基準
台風の時など、新幹線が運休になったとか、運転見合わせ中とか耳にすることも多いでしょう。それぞれ、どのような状態なのかまとめてみました。
運休
運転休止のことで、定期的に動く電車やバス、船などの交通機関が運転や運航をとりやめることをいいます。
運転見合わせ
電車やバスなどの交通機関が、悪天候や災害のために通常通りの運転を一旦控えてしばらく様子を見ることをいいます。
運転中止
途中の駅までは運行していたが、その後運行が不可能になり途中から取りやめになったことを意味します。
関東エリア
各鉄道事業者とも、風速30m/s以上で運転中止となります。台風接近時などで風が強くなっていく場合は、運転規制が早まることがあります。
その他エリア
JR在来線は、風速25m/s以上で運転中止になります。
雨の場合
新幹線は1時間あたり100mm以上で、ほとんどの新幹線が運転中止になります。
山陽新幹線は1時間あたり55mm以上で運転中止になります。
大事なのは情報収集、慌てないための運行状況リンク
ここまで、どんな状況になると新幹線が止まるのかをお伝えしてきましたが、大切なのはやはり情報を仕入れていくということです。
下記のサイトでは、様々な鉄道の運行状況がすぐにわかるので、ぜひチェックしておいてくださいね。
⇒鉄道運行状況
台風は突然来るものではありません。旅行に行く日が決まったのなら、その時点からしっかり天気の確認をすることが大切になってきます。
せっかく楽しみにしている旅行が天気の確認を怠ったことで流れると悲しいですし、積極的に確認していきましょう。
小学生のお子さんがいる場合は、夏休みの宿題の一貫として、ここで天気予報の見方を教えてあげるのも良いかもしれません。
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夏は大型連休もありますし、家族でどこかへ出かけることもあるかと思います。車やバス、電車などですね。
新幹線も旅行の際にはよく使われますが、台風に限らず少しでも強い風が吹いたら安全確保のためにすぐ止まってしまいます。
こうなった時に大切なのは、その時に予約した新幹線が運休なのか否かの確認と、運休であればどのくらいで復旧するかです。
復旧の見通しが立たない場合は、他の交通機関への乗り換えも考えましょう。
天気のチェックや、台風の時の手立てなどをしながら、楽しい旅行の計画を立ててくださいね。