毎年、流星群を楽しみにしている人も多いですよね。
なかなかゆっくり夜空を見ることができない方でも、流星群が観れるときはニュースもあるので、気になっている方も多いでしょう。
子供たちは滅多に見れない流れ星を見ることで広い宇宙を実感できるかもしれません。
ところで流星群がどこに現れるかご存知ですか?
2017年は年明け早々に大きな流星群を見れるチャンスがあります。
場所をしっかりチェックして、流星群を眺めながら新しい新年を過ごしたいですね。
2017年に見れる流星群をご紹介
2017年に見ることができる流星群をお知らせします。
思ったいたより何度も訪れると思う方も多いかもしれませんね。
流星群は肉眼で見るため必要なものはありません。
天体望遠鏡が必要なのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
動かない星座と違って、流星群は出現しても動いているため、望遠鏡で見ているわずかな範囲に入ってくるのは、かなりの数の流星が現れないと難しいんです。
流星群は星座のある地方から四方に放たれるように流れます。
その一点から放射状に飛んでいくように見える様には言葉も失ってしまいそうです。
出現期間 | 流星群名 | 極大 | 流星数 | |
---|---|---|---|---|
12/28~1/12 | しぶんぎ座流星群 | 1月4日頃 | 23時頃 | 45 |
4/16~4/25 | こと座流星群 | 4月22日頃 | 21時頃 | 10 |
4/19~5/28 | みずがめ座η流星群 | 5月6日頃 | 5時頃 | 5 |
8/12〜8/13 | ペルセウス座流星群 | 8月13日頃 | 4時頃 | 40 |
10/2~11/7 | オリオン座流星群 | 10月21日頃 | 20時頃 | 5 |
9/10~11/20 | おうし座流星群(南群) | 10月10日頃 | 3時頃 | 2 |
11/6~11/30 | しし座流星群 | 11月18日頃 | 1時頃 | 5 |
12/4~12/17 | ふたご座流星群 | 12月14日頃 | 15時頃 | 45 |
極大は流星群の出現期間中で流星群が数多く観測できる日のことです。1時間当たりの流星数が多いほど観測しやすくなります。
また極大の時間も大切で、昼間の時間だと数がいくら多くても観測することはできません。
代表的な流星群は?
三大流星群は「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」です。
この中で1月の「しぶんぎ座流星群」が最も好条件で観測出来ます。冬を代表する星座です。
お正月早々に、流れ星が見られるのは素敵なことですね。
5月に見られる「みずがめ座η(イータ、エータ)流星群」はここ数年で最も良い条件で観られます。
秋の代表的な「オリオン座流星群」は20時と観やすい時間帯であり、月明かりにも邪魔されないことから好条件と言えるでしょう。
「しし座流星群」は1時ごろですが、月齢が1であり、月明かりが少なく、最高の条件で観測できます。
東京で流星群が見れる絶景のスポットをご紹介
東京で流星群を見ようと思うとやはり、条件の良い場所でなければ見れませんよね。
場所選びで重視したいポイント
- 街灯やネオンの明かりが少ない。街の明かりが少ない場所
- 高い建物がなく、上空が見渡しやすく、全ての方角が見れる場所
- 寝転がっても観測できる場所、他の人に迷惑がかからない場所
これらの条件を満たすところといえば、やはり広い公園や河川敷ではないでしょうか。
東京で天体観測ができるスポット
条件にあてはまり、実際に東京で観測できるポイントを探してみました。
夢の島公園
都心から近く、近くには国立天文台もあります。芝生の面積もひろいため、視界を遮るものがありません。
石神井公園
比較的、都心からでも移動しやすい場所です。公園は環境や景観を維持するため、豊かな自然も残っています。
砧公園
世田谷の真ん中にあり、交通の利便性も良い場所です。芝生が広く、天体観測のスポットを探す必要もありません。
善福寺川緑地
川沿いで、周りに大きな建物もなく、夏場は避暑地で、観測しやすいです。
武蔵の森公園
車がなくても、バスや電車で行くことが出来ます。芝生もあるため、ゆっくり観測出来ます。
奥多摩湖
東京の外れにあり、ドライブしながら訪れるのはどうでしょう。都内では最高の星空と言われています。
天体観測となれば、夜遅くに行うため、近隣住民に迷惑がかからないようにしましょう。
車で移動する際は駐車場があるか確認しておきましょう。路上駐車での観測はやめましょう。
公園によっては夜遅くは使用できないこともあるため事前に調べておきましょう。
公園など、広い場所で見るときはレジャーシートやビーチベッドなどを用意しているといいですね。ゆっくり観測できます。
最後に
街中に住んでいるとなかなかゆっくり星空を見ることがないですよね。年に数回しか見れない流星群だからこそ、少し足を延ばし、天体観測をするのも良いですね。