天気が悪いと頭が痛くなったり、気分が悪くなったりする方っていますよね。
天候に左右される体調不良はどうしようもないかなと、あきらめている方も多いのではないでしょうか。
今回は、その中の台風が来ると体調が悪くなってしまう原因や対策についてお知らせしますね。
関連サイト台風の発生時期と知っておきたいメカニズム 関連サイト雨量でわかる雨の強さと降り方。降水量との違いは?台風が来ると、頭痛や吐き気がするのはなぜ?
台風とは、大きな低気圧の塊です。
この低気圧が日本列島に近づいて来ることによって、気圧の変化が生じ、私達の血管を圧迫したり、拡張することで血液の流れに変化が起こり、頭痛や吐き気などの体調不良につながります。
普段、天気が曇っていたり、雨が降っている時に同様の症状が見られる場合も、原因は同じです。
台風で頭痛や吐き気がする原因とは!?
台風で頭痛や吐き気が生じるのは、低気圧による急激な気圧の変化が原因で血管が圧迫されたり、拡張されたりすることが大きな原因です。
細かく説明すると、耳の奥にある三半規管という器官が、気圧の変化を敏感に感じ取ることで体調不良を起こしているのです。
山登りをした時や、飛行機が離着陸した時などにも同様の症状が見られますね。
頭痛や吐き気の対策!
これまでは台風による頭痛や吐き気の原因は、気圧の変化からくる血管の収縮によるものであるとお伝えしてきました。では、どんな対策をしたらいいのでしょうか?
一番良いのは、リラックスできる環境にいることです。
リラックスすることによって、緊張をほぐし、血管の収縮を防ぐことができるのです。
まずは温かい飲み物を飲んでホッと一息つきましょう。
コーヒーや、紅茶などのカフェインを摂ることも対策の一つです。
カフェインには、リラックス効果があるので、緊張している時にコーヒーや紅茶を飲むと落ち着くのです。
体を温めてみてもダメだった場合は、薬を飲んで抑えるという方法もあります。
日頃の予防方法は?
天気による症状なので、予防は難しいようです。
しかし、方法がないわけではありません。
・生活習慣を整える
・ストレスを発散する
・肩こりを解消する
・しっかり睡眠をとる
・お酒を控える
この5つが予防方法と言われています。
どれも血管が縮むような症状ですね。この状態で台風が来ると頭痛や吐き気が起こりやすいのです。
よくみると、自律神経が乱れている時に起こる症状の対策と一緒ですね。
確かに、生活習慣が乱れていたり、ストレスが溜まってくると体調も悪くなっていくのも頷けます。
やはり、日頃からきちんと日が出ているときに起きて、夜しっかり寝るというリズムは大切です。ストレスも抱えていて良いことはありませんし、自分が爆発しちゃう前に発散したいですね。
おわりに
頭痛の予防方法は、自律神経の乱れを解消するときと似ていますね。
ストレスを溜め続けることで、体調は悪くなるし、イライラも止まらくなってくることもあるかもしれません。
嫌なことは誰かに話したり、紙に書きだして丸めてポイ!いつもすっきりした気分でいたいものですね。
天気が曇っているときに、頭痛に襲われることがある場合は肩こりや寝不足、ストレスなども原因の一つかもしれません。
みなさんも、もし台風が来ていて頭痛や吐き気に襲われるようでしたら、無理をせず、やることが終わったら早めに寝てしっかり休息をとってくださいね。