年が明け、今年大学を卒業する方の中には卒論に悩んでいる方や社会人になる前最後の学生生活を楽しんでいる方など色んな方がいらっしゃるでしょう。
そんな皆さんがもうそろそろ気にし始めるのが卒業式の服装についてではないでしょうか。
レンタルを考えている方は1月中に決めないと売り切れてしまう場合もあるので、服装について考え始めないといけません。
女性の方だと袴を着る方が多いかと思いますが、履き物やバッグ、髪型など全体的なコーディネートに悩む方も多いですよね。
今回は袴を着る時の履き物の選び方のポイントをまとめてみました。
袴はブーツと草履どっちが正式?
袴を着るときには、ブーツか草履履きますがどちらが正式な履物なのでしょうか。
みなさんの中には、そもそも袴とブーツは合わせるものなのか疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、実は意外にも袴とブーツの組み合わせの歴史は古く、明治時代の西欧文化が日本に伝わった頃から女学生の間で広まっていきました。
寒い時期には草履よりもブーツの方が暖かいため、ブーツは女学生の間で愛用されていました。
では、草履とブーツどちらを履くのが正式なのか?と言われるとどうなのかというと、答えは“どちらも”です。
草履とブーツを履く人の割合はだいたい半々くらいで、どちらを選んでもOKです。
自分の好みで選んで大丈夫ですが、もし草履で歩くのが不安だったり寒い土地の場合は、ブーツを履きましょう。
もしブーツ履く場合は、ヒールが5~10cmぐらいの黒色のショートブーツがメジャーです。
レンタルも出来ますが、購入した場合でも5000円程度で済みます。
袴には草履かブーツか選択のポイント
草履かブーツのどちらを履くか選ぶ時のポイントをいくつかご紹介します。
基本的には自分の好きな方を選べば大丈夫ですが、迷っている時にはどのように決めたらいいのでしょうか。
まずは、自分の身長と袴の丈のバランスを考えてみましょう。
草履かブーツかを選ぶ時に1番注意しないといけないのは袴の丈です。草履かブーツを履くかでは袴の丈が少し違ってきます。
既に袴が決まっている人は袴の丈を一度確認してみましょう。
その他にも他の小物とのバランスや当日の天気やスケジュールを考えてどちらにするか決めるのも良いですね。
ここで、草履とブーツそれぞれの特徴をまとめてみます。
選択する時の参考にしてみてくださいね。
・フォーマル
・脱いだり履いたりがしやすい
・袴はくるぶし程の長さがベスト
・5枚こはぜ(金具)の足袋が必要
・カジュアル
・防寒や防水の対策ができる
・袴はくるぶしより上の長さがベスト
・下に履くのは靴下やタイツでよい
草履かブーツで小物も変わる?
草履かブーツどちらにするかで、カバン(巾着)や髪飾りなどの小物が変わることはありません。
全体的なバランスを見て、カジュアルなものにするのかフォーマルなものにするのかを決めていきましょう。
草履であれば5枚こはぜの足袋を、ブーツであればストッキングやタイツを用意しましょう。
タイツは黒であれば違和感がないかもしれませんが、カラータイツは場合によってはオススメしません。
ただ、ブーツを履く場合でもブーツを脱ぐ予定があれば足袋を一つ持っておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、袴を着る時の履き物についてご紹介しました。
大学の卒業式は一生に一度しかありません。また、学生生活最後の締めくくりになります。
その華やかな日にはいつも以上にオシャレをして、ぜひ想い出に残るような卒業式にしてくださいね。