もうそろそろ、ふきのとうが旬を迎えます。
少し苦味がありますが、この時期に多くの人に好まれ食べられます。
実家でも家の周りでふきのとうが採れるため、よく食卓に並んでたのを覚えています。
ふきのとうと言えばてんぷら!テレビなどでもよく目にしますよね。
一般的にふきのとうはアク抜きを行ってから調理しますが、
ふきのとうのてんぷらを作りたいけど下ごしらえの方法が分からない!
そんなあなたも、ふきのとうの下ごしらえや、てんぷらを作る時のポイントをチェックしておきましょう。
関連サイト早春の食材菜の花の天ぷらやパスタの作り方ふきのとうのてんぷらを作る前の下ごしらえは?
では、ふきのとうのてんぷらを作る時の下ごしらえからいきましょう。
1)皮をむきましょう
まずは、ふきのとうの外側の部分を1枚はがし、根本や葉先に茶色い部分があれば取り除きます。花が開いているふきのとうは、食べた食感が悪くなってしまうため花の部分も取るようしてくださいね。
2)汚れを落としましょう
不要な部分を全て取り除いたら土やゴミを綺麗に洗い流します。
そして洗ったふきのとうは葉の部分を開いておくようにしてください。
3)あく抜きの為にゆでましょう
ふきのとうを綺麗にしたら続いてアク抜きを行います。
重曹を入れて沸騰させたお湯にふきのとうを入れ、弱火で3~4分程茹でます。
4)水にさらしましょう
その後、水で10分程さらします。そして水気をよくきったら、下ごしらえの完了です。
アク抜きをすることによって苦味などが変わってくるため、苦みが好きな方はアク抜きをしないでてんぷらを作っています。
てんぷらを揚げるときに注意することは?
ふきのとうの天ぷらを揚げるときの注意点がいくつかあります。
ふきのとうは水分量がとても多いため、油の温度や衣に注意が必要です。
油の温度は160~170度と低めくらいが丁度良く、また、ゆっくりと揚げていきましょう。
だいたい5分くらいすると衣が半透明に変わってきますが、まだ衣の水分が抜けていない状態なので油から出さないようにしましょう。
他の揚げ物と比べると揚げる時間が長いため、おもわず出してしまいがちですが、我慢してくださいね。
そして、衣は少しゆるめの方が美味しく仕上がります。溶け残りがあるくらいゆるいものでも大丈夫です。
ここでオススメなのが、衣を作る時に水ではなく炭酸水を使用することです。
炭酸水を入れることにより、油に入れた時に炭酸ガスが発生し、とてもサクサクなてんぷらに仕上がりますよ。
てんぷらだけじゃない!ふきのとうのおすすめレシピ3選
もちろん、ふきのとうの料理はてんぷらだけではありません。
いくつかふきのとうのおすすめレシピをご紹介しますね。
◆ふきのとう味噌
日持ちもし、色々なものに付けたりご飯にのせて食べるととても美味しいです。
アク抜きをしたふきのとうを塩ゆでして細かく刻み、味噌とみりんを合わせて一緒に炒めるだけで簡単に作ることができます。
◆ふきのとうのおひたし
苦味を抜くのに時間がかかりますが、シンプルで春を感じられる一品です。
アク抜きをしたふきのとうをさらに半日~1日水につけて苦味を抜き、程よい苦さになったらダシや醤油、みりんを合わせておひたしにします。
もし1日おいても苦味が抜けない場合は数時間そのまま置くと良いでしょう。
◆ふきのとうのスパゲッティ
ふきのとうを使った和風のスパゲッティです。
みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで炒め、そこへみじん切りにしたふきのとう(アク抜きしたもの)を入れます。
そして茹でたパスタ、三つ葉を加えて、醤油、味噌、砂糖で味付けをしたら完成です。
関連サイト早春の食材菜の花の天ぷらやパスタの作り方まとめ
今回はふきのとうのてんぷらを作る時の下ごしらえなどについてご紹介しました。
多少手間ではありますが、せっかくの季節を感じられる食べ物なのでぜひ作ってみてくださいね。