春になると気になってくる食材に「菜の花」がありますね♪
食べられるとは聞くけど、どうやって食べたらいいの?と菜の花料理に初挑戦の人もいるはず。
今日は、菜の花料理に挑戦する人のために、おいしいレシピを集めました♪
菜の花の旬と入手方法
「菜の花ってそもそもどこに売っているの?」と思う人いるはず。
確かに、スーパーなんかでもめったに見ないような気がしますね。それもそのはず。
菜の花は、12月頃から収穫が始まり、2月~3月頃に出回る季節の限定品なのです。
4月中旬にはもうないところも多いです。
最近は、高級料亭でも早春を告げる食材として人気があるため、早く収穫するところもあるようです。
それではそうやって入手すればいいのでしょうか。
スーパーで購入
3月までくらいに大きめのスーパーへ行って、探してみましょう。
ちなみに、3月中旬までに採れたものは、茎も葉もやわらかく、おいしい時期です。
下旬になるにつれて、徐々に硬くなりますので、早めの購入しておきましょう。
ネットなどで購入
最近は、冷凍保存してあるものもおいてあります。こちらは、年中買うことができます。
いつでも食べられるのが嬉しいですね。
ちなみに生の菜の花は、茹でたあとに水分を絞れば、家庭でも冷凍保存が可能です。
たくさん手に入ったら、冷凍保存しましょう。一年中楽しめますよ。
菜の花の天ぷらをする時の注意点は?
さて、菜の花が手に入ったら、早速天ぷらにしてみましょう♪
サクサクの天ぷらは、菜の花をそのまま味わうのにぴったり!
菜の花は少し苦味がある野菜ですが、油となじむと苦味が抑えられ、甘みがでてきます。
天ぷらにする際の注意点をレシピとともにいくつかご紹介します。
・菜の花:3本くらい
・薄力粉:大さじ6
・片栗粉:大さじ3
(粉は市販の天ぷら粉に変えてもOK)
・水:100cc
(市販の天ぷら粉を使う場合は、説明に従ってください)
【作り方】
1)菜の花を洗ったら葉をよく広げて、キッチンペーパーの上に並べましょう。
そして、別のキッチンペーパーで葉をポンポンと優しく押さえ、水分を拭き取ってください。
水分が多いと、べちゃっとした天ぷらになるので注意。
2)てんぷらの生地を作りましょう。
生地を混ぜる際、泡だて器は使用しないでくださいね。生地はダマが少し残る程度でOKです。
混ぜすぎに注意!粉を冷やしておくと、生地に粘りが出にくくなるため、サクッと仕上がります。
3)粉と水をよく混ぜたものの中に菜の花を絡めましょう。
4)油に投入したら、しばらく動かさない。
天ぷら粉に菜の花を入れたら、しばらくは動かさないようにしてください。
下の方が固まってきたら、バラバラにならずにひっくり返せます。
油の温度が低すぎるとカラッとしません。油の温度は、180度が目安です。
一度にたくさん入れたくなりますが、油の温度が下がってしまいます。
早く食べたくてもガマンガマン…。おいし~い天ぷらにしましょう♪
5)揚がった天ぷらは、網の上で油を切ってください。
この時、材料を重ねないよう注意。結構、食感が変わってきます。
あとはお好みの味付けで♪
天つゆで食べる場合は、40℃くらいがおいしく食べられる温度です。
ちなみに、衣にお茶の葉をすり鉢などで細かく擦ったもの混ぜて天ぷらにすると、料亭の天ぷらのような高級感のあるオシャレなものになります♪
是非お試しくださいね。
天ぷらに茶碗蒸しやお刺身を添えれば、一気にいつもの夕食が料亭のようになります。
子どもが喜ぶ菜の花のパスタレシピ
続いて、子供向けのパスタのレシピもご紹介しますね。
・菜の花:1束(洗って、ざく切りにしておく)
・パスタ:200g
・ベーコン:4枚程(大きめに刻んでおく)
・にんにく:1かけ(すりつぶす)
・オリーブオイル:適量・お好みで
・しょうゆ:大さじ2
・鶏ガラスープの素:大さじ1
【作り方】
1)パスタを茹でます。
硬さはお好みで。茹で上がったら、少量のオリーブオイルを絡めておけば、パスタ同士のくっつきを防げます。
2)フライパンにオリーブオイルを温め、ニンニクを入れます。
香りが立ったら、ベーコンを投入し、炒めます。
3)菜の花を入れ、手早く炒める。
食感を残したいので、炒めすぎに注意!
4)パスタのゆで汁をおたま一杯分入れ、しょうゆ、鶏ガラスープをいれ、軽く沸騰させます。
5)パスタを投入し、さっと炒めて出来上がり♪
ポイント:ベーコンの代わりに、ウインナーや魚肉ソーセージでも代用可能です。
鶏ガラスープの代わりに、マヨネーズで作ると、醤油マヨ味になり苦味もまろやかになります。
唐辛子を加えて、ピリカラにしてもいいですよ♪仕上げに粉チーズを振ってもおいしい!
最後に
菜の花といえば、おひたしのイメージが強い人もいるかと思いますが、炊き込みごはんに入れたり、煮物に入れたりと、意外となんにでも合うんです。
旬の菜の花を是非、レパートリーに追加して、おいしい春をいただきましょう♪