梅雨が終わりに近づくと、海開き・山開きのニュースを耳にしますね。
2013年に世界遺産登録となった富士山の山開きは決まっているのでしょうか。
登山ルートのお勧めも合わせてご紹介しますね。
山開きとは?富士山の山開きは?
山開きとは今年初めての登山・入山を許す日で開山とも言います。
反対に今年最後の登山・入山日が閉山日となります。
富士山の山開きは一日ではなく2日設定されています。
ご存知かと思いますが、富士山は二つの県にまたがっています。
以前はどちらの県でも山開きは同じ日だったのですが、現在は山開きの日が異なっています。
山開きスケジュール
山梨県側(吉田口):2017年7月1日(土)~9/10(日)
静岡県側(富士宮口・須走口・御殿場口):2017年7/10(月)~9/10(日)
約2か月間の登山期間がありますね。富士山にはこの期間以外は登れないのでしょうか?
登山は可能ですが、登山家でもない一般の方には危険が伴います。
山開き後はトイレや休憩所、宿泊施設などが整備されますが、雪が積もっている中施設が整わない登山は一般の方にとっては無謀だと思います。。山開き期間以外の登山は避けましょう。
富士山は山開き後も雪がある?
山開きしたからといって積もっていた雪がなくなるわけではありません。
やはり雪は残っており、山開きまでにブルドーザなどで整備をして初めて登れるようになるのです。
山開き前の雪の量によっては、トイレなどの整備が間に合わなくなり携帯トイレで済ませる。といったこともあります。こういう事態はできれば避けたいですよね。
ではいつ頃富士山に登山するのがいいのでしょうか。
ベストシーズンと言われているのが、梅雨が明けた7月下旬から9月の上旬です。
梅雨の時期に登ってしまうと、急な雨などで登山も厳しくなる上に景色も楽しめなくなってしまう可能性があります。
今年の富士山周辺の梅雨明けは、平年並みの7月21日頃と予測されています。
8月になると富士湖畔で花火大会もあるので8月の登山がお勧めです。
登山ルートのお勧めは?
富士山の登山ルートはいくつかありますが、初心者にお勧めなのが吉田ルートです。
富士スバルライン5合目が吉田ルートのスタートになります。
おすすめポイント
- 都心からのアクセスが便利
- 山小屋が豊富
- 山小屋から影富士・ご来光が臨める
- 登山客が多いので安心
人気のルートなので登山道も混雑しマイペースで登れない、予定が狂ってしまうといったこともあるので、ピーク時を避けるなど余裕を持った計画を立てておきましょう。
ご来光を見たい場合は山小屋に泊まることになるでしょう。
山小屋の予約は4月から始まっています。
このシーズンに富士山に登ろうと思い立ったらまずは山小屋の予約をしておきましょう。
富士市吉田市役所 吉田ルート山小屋のご案内:http://www.fujisanguide.com/
初めて富士山に登る場合は勝手がわからないと思いますので、ゆっくり登っていきましょう。
5合目・6合目まではほとんどの方が問題なく登れると思いますが、この高度で体調に異変がある場合はきちんと休養をとったうえで進みましょう。
慣れない高度に居るので無理は禁物ですよ!
水分補給はとっても大切です。
富士山は高度が高い山なので水筒も気圧に耐えられるものを選びましょう。
私のお勧めは登山家に愛用者も多いナルゲンの水筒です。
ナルゲン-NALGENE 広口1.0リットルTRITAN |
登山以外でも会社での水分補給ように使えますよ(^^
私はこの水筒に常温の水を入れて持参しています。飲んでしまえば金属の水筒と違って軽いので重宝しています。
まとめ
登山家ではない一般の方が登山するのに最適な時期が山開き期間中です。
世界遺産にもなっている富士山にまだ登っていない人はチャレンジしてみてくださいね。
富士山から見る影富士やご来光を見た時の感動は言葉では言い表せません。
ぜひあなたの目で確かめてくださいね。