夏休みが近づいてくると帰省など家族旅行の予定を考え始めますね。
毎年行く祖父母の家に子供だけ先に帰省させることもあるかもしれません。
大人の都合よりも子供が「夏休み中、おばあちゃんのところに行きたい!」などと言い出すこともありそうですね。
子供たちだけで先に帰省させる時の準備や交通機関のお勧めをまとめてみました。
目次
子供だけの旅行の注意ポイント
夏休みだからおばあちゃんのところへ子供だけで行きたいと言い出したとしても、親としては、「行っていいよ」と簡単には言えませんよね。子供たちだけで行けるのか、いけないのかを決めるにはどんなチェックをすればいいでしょう。
チェックポイント
行先までの所要時間は?
所要時間は公共交通機関に乗っている時間です。飛行機ならば、福岡から北海道でも2時間ぐらいだしそもそも席を立つことが出来ません。新幹線の場合は東京から福岡まで5時間ぐらいかかってしまいます。
どれぐらいの時間なら家族がいないなか一人で大丈夫なのかを親として考えてみましょう。
実際は親が思うより子供は1人で大丈夫な時間が長いかもしれませんね。
行先までの乗り換え回数は?
空港から空港や新幹線の駅から駅など乗換がなければ、それほど心配しなくていいでしょう。
できるだけ乗換が少ない、または乗換があってもわかりやすいルートを選びましょう。
お子さんの年齢は?
お子さんの年齢でどれぐらいの距離の一人旅ができるかが決まってくるでしょう。
飛行機の子供一人のサポートサービスがあるのは満6歳からになっています。
JRでは一人旅については何歳からなどという設定はありません。
いつものお子さんの様子からおばあちゃんのところまでなら行けそうと判断してあげてくださいね。ちょっと無理そうな旅でも達成できれば子供たちも成長します。判断は過保護にならないよう要注意ですね。
交通機関は何がおすすめ?
公共交通機関では新幹線や飛行機をつかって一人旅することになるでしょう。新幹線と飛行機どちらでもいい場合飛行機がおススメです。
なぜなら航空会社には子供の一人旅用のサポートがあるからです。
飛行機
JAL
キッズお出かけサポート
到着後のロビーまで係員が案内してくれます。
利用の際は「キッズおでかけサポート申込書」が必要です。
満6歳~7歳:キッズお出かけサポート必須。要予約
満8歳~11歳:希望によりキッズお出かけサポート利用可能
予約方法:満6歳~7歳はJALスマイルサポートデスクに電話をしてキッズお出かけサポートを使うことを連絡した上で航空券の予約ができます。
満8歳~11歳はインターネットで航空券を予約後、JALスマイルサポートデスクに連絡しキッズお出かけサポートを使うことを伝えます。
ANA
ANAジュニアパイロット
到着後のロビーまで係員が案内してくれます。
「ANAジュニアパイロットの同意書」が必要です。
満6歳~7歳:キッズらくのりサービス
満8歳~11歳:希望によりキッズらくのりサービス利用可能
予約方法:ANAホームページや携帯サイト、ANA予約・案内センターにてご予約可能。ホームページで予約する際はオプショナルサービス「キッズらくのり」を選択します。
飛行機はサポートがありますが、お見送りお迎えは必須です。
新幹線等
新幹線等の場合は子供一人旅用のサポートはありません。
子供用ではありませんが、グリーン車なら「パーサー」が対応してくれます。
車掌さんにお願いすれば降りる駅を間違えないようフォローしてもらえることもありますが、正式なサービスでないうえ、夏休みという混雑期ではフォローを期待するのは難しいでしょう。
出発前に子供と乗車し、トイレなどの位置を確認したり、「どちらまで行かれます?この子は〇〇まで行く予定なんです」など周りの方に話しかけておきましょう。偶然同じ駅で降りるとかだた場合声をかけてもらえるかもしれません。見知らぬ方に「よろしくお願いします」などと言うのはなしにしましょうね。
一人旅に持たせたい物
一人旅の子供に持たせたい物をあげてみました。
- 子供の名前や血液型、緊急連絡先などを記載したカード
- 保険証
- お金(5千円くらい)
- 携帯電話
- 本やゲームなど
- 飲み物
- おやつ
新幹線に乗っている時は「もうすぐ降りる駅だよ」とメールをしてあげるとお子さんも安心ですね。
まとめ
子供の一人旅はたとえ帰省でも子供にとっては大冒険。大人にとっては心配な時間ですね。お子さんにとって最高の思い出になるよう一人旅のフォローしてあげてくださいね。