そろそろ夏休みですね。
小学校の夏の宿題といえば、ワーク、自由研究、絵日記、読書感想文!
私は最後まで残っているのが読書感想文だったりしたのですが、みなさんはいかがですか?
小学校に入ったばかりのお子さんの読書感想文の書き方フォロー方法や
いい本を選んであげたいと思うお母さんの為に、おすすめの本もご紹介しますね。
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感想文って何を書いたら良いかわからなくて、あらすじから抜粋してしまうことがあります。
特に、低学年のうちはどうやって書いたら良いかわからない子が多いので、「好きなように書いてみて」はNGワードだったりします。
まずは、本を読み始める前に「読んでみて面白かったところや気になったところに貼ってね」と付箋を渡しましょう。
読んでいる途中での素直な気持ちを忘れないための付箋なので、いくつ貼ってもOKです。
では、どのように書いたら良いのかというと、
本の説明
⇒〇〇のお話ですなど。
選んだ理由
⇒可愛かったから、〇〇が好きだからなど簡単な理由で大丈夫です。
付箋をつけた所について書く
⇒こんな風に思ったとか、自分ならこうするとか、悲しかった、うれしくなったなど素直な感情を書きましょう。
読む前と読んだ後の気持ちの違いなど
⇒これからはこうしようと思ったなど、気持ちの変化などを書きましょう。
上記の項目を書いていきます。
原稿用紙を用意する場合は、14×14くらいが書きやすいでしょう。
小学低学年向けのおすすめの本
選ぶ物としては24~30ページほどの児童書がいいですね。
分厚い本よりも集中力が続くぐらいのページ数を選びましょう。
ストーリーとして良さそうだと思ったおすすめの本をご紹介しますね。
『ごめんね ともだち』
喧嘩をして仲直りがしたいけど、なかなかごめんねが言えないキツネくんのお話しです。
『一さつの おくりもの』
誰かにプレゼントをする時、自分の大切なものを贈ることになったお話しです。
『しっぱい かんぱい』
失敗を励ますお話しです。
3冊あげさせていただきましたが、感想文の本はお子さんが読みたいものが1番です。
図鑑でも絵本でも、興味を持って読んだもののほうが、感想文も書きやすいでしょう
親としてのアドバイスの仕方
低学年のお子さんですと、何を書いて良いかわかりませんし、ついつい読むならこれが良いとかこういう風に書いたら良いとか手を出してしまいがちですが、お父さんお母さんは子供のサポートをするだけで大丈夫です。
子どものサポートとは子ども自身の言葉を掘り起こしてあげる。これが1番大切です。
普通に感想を聞くと、「面白かった」だけで終わってしまいかねないので、
- どんな本だったの?
- どこが面白かったの?
- どこが好きなの?どうしてそこが好きなの?
- 何が1番頭に残っている?
- 読んでみてどうだったの?
こういったことを、宿題の休憩がてらおやつを食べながら聞いてあげると、文章にしやすくなると思います。
感想文の本はこういうものでないといけないという決まりはありませんので、子供が選んだ本を一緒に読みながら、子供自身の言葉を掘り起こしてあげましょう。
1回読んだくらいでは中身はなかなか入ってきません。
少なくとも3回は読むことをお勧めします。
一気に読むのではなく、長い夏休みを活用して休み休みでもかまいませんので、じっくり読んでいきましょうね。
最後はお子さんが感想文を書いた後に、文章がおかしくないかをチェックしてあげましょう。
最後に
夏の感想文、思い起こせば私は感想を書いた覚えがありません。何を書いたのかといいますと、冒頭に少し触れたあらすじです。
そこから抜粋して書いた覚えがあります。
当時は文章を作るとか、考えるとか、感想を書くということが物凄く苦手だったんです。
本は『盲導犬ベルナ』という本を読んでいました。3冊ほどあった気がします。
今まで見えていた景色が見えなくなったお母さん(名前忘れました。)が、盲導犬とはいえ、苦手な犬と生活を始めるお話しです。
3冊に渡るお話ですが、1冊1冊でお話しは切れていますし、所々挿し絵があり、文字も大きめだったので読みやすかったです。
それに、今だからこそ感想文を書こうと思うと、自分が面白いと思ったものや興味を持ったものでないとなかなか文章にするのは難しいなぁと感じています。
子どもが楽しく読める本一緒に探してあげてくださいね!