小さい頃は、年末になると家族で大掃除をしていませんでしたか?
自分の役割を与えられて、気付けば家中ピカピカに。
でも一人暮らしになってからは、改めて大掃除はしていないので、今年はチャレンジしてみようと思うけど、何から始めたら良いのかわからない。
日々の生活もありますし、なるべく時間をかけず、でもスッキリきれいにしたいですよね。
目次
大掃除はどれぐらいの時期から始めればいい?
では、みなさん大掃除はいつ実施しているのでしょう。
クリスマスという大イベントが終わってから、年越しの準備に取り掛かるまでの間、28日29日あたりに大掃除をしていたことが多いのではないでしょうか。
普段は見過ごしている場所も隅々までキレイにして年を越すのが大掃除ですから、家族総出で本気を出せば2日間くらいでできるかもしれませんが、一人暮らしでは一気に全てを済ませようと思っても、中々難しいと思います。
また本来は、12月13日に「煤(すす)払い」という神聖な行事として行われていたので、そのあたりを目安に始めるのも良いかもしれませんね。
寒くなる前に、庭やベランダを済ませておき、掃除の基本である「上から下」「奥から手前」を心がけて、無理なく計画的に進めていきましょう。
みんなはどうしてる?一人暮らしの大掃除事情
では、具体的な計画案です。
まずは、布団やカーペットを使用している場合、天気が良ければ外に干しておきます。
そして先述の通り、天井から始めて壁や窓、エアコンといきたいのですが、その間に換気扇やガスコンロをつけ置きしておいても効率的ですね。スムーズにキッチンに進めます。
電子レンジや冷蔵庫など、使用頻度の高いものこそ、念入りに磨いてあげたいですね。
それから、お風呂場、トイレ、洗面所などの、いわゆる「水回り」をまとめてやっつけます。
そして、床、家具、カーテン、玄関など、終わりに近づくにつれ、作業がつらくなくなるようにするのが、モチベーション維持のポイントになります。
1)カーペットやこたつ布団などを外に干す
2)天井、窓、エアコン等
3)キッチン
4)お風呂場等の水回り
5)家具、床、玄関等
1日では無理なので何日かけるかは、あなた次第です。
普段からできる準備としては「いらないものは捨てる」習慣をつけておけば、片付ける手間も少し減るでしょう。
どこまで時間をかける?お休みの日に一気にすませたい時の便利グッズ
お休みの日こそ、まとめて大掃除を進めたいですよね。
そしてやっぱりできるだけ楽にグングン進めることのできる便利グッズがあるなら使いたいものです。
大掃除といえば、一番に換気扇を思い出すのは私だけでしょうか。
先述しました「つけ置き」には、重曹+お酢が活躍しますが、最近は頑固な油汚れをスルッと落としてしまう「業務用」の油用洗剤がありますね。気持ち良くてくせになってしまうかもしれません。
また、今では有名すぎるメラミンスポンジは、100均で購入することもできる強い味方です。これでキッチンの強敵はばっちりですね。
続いて、お風呂場の水垢やカビにも「プロ用グッズ」が存在します。
また、トイレの頑固汚れ、尿石の除去剤もありますので、水回りを先に準備しておいて、その間に他所をすすめるのも効率的です。その際は必ず換気を忘れずに。
それから、フローリングのお部屋でしたら、クイックルワイパーをお持ちの方も多いかと思いますが、こちら天井にも使えちゃう優れものですので、是非お試しあれ。
そして、家具のひとつ、エアコンにはエアコン用の洗浄スプレーがおすすめです。
臭いも消えて、暖房効率も上がります。
メディアでも紹介されることの多いお掃除グッズをうまく取り入れて、時間がかかりそうな汚れもサクッと落としてしまいましょう。
最後に
やっぱりまとまった時間がなくてダメだ~という方、気付いた時に少しずつでも掃除できていれば大掃除は簡単に済ませられるのですが、難しいですよね。
せめて部屋をスッキリ見せたい場合に最低限やっておきたいのは、冷蔵庫、玄関、照明器具です。来年の自分に期待しましょう。
一人です、誰にも責められません。「やらねばならぬこと」ではなく「やりたいからやっている」スタンスで、無理せず、楽しく大掃除ができると良いですね。穏やかな気持ちで新年を迎えられますように。