そろそろふきのとうのおいしい季節ですね!!
私は、ふきのとうのてんぷらが大好きで、待ち遠しいです!!
あの苦味や癖が苦手だという方は大人の方でも多いと思いますが、好きな人にはたまらない食材です。
しかし、意外と皆さんいつ頃に生えてきて、どんなところに生えるのかが分からないようでして……今回は、そんなふきのとうのお話です。
ふきのとうの美味しい時期はいつ?
ふきのとうは、天然のものでしたら1月から4月の上旬に収穫します。
ハウスで作られているものは、12月から2月末ごろが収穫時期になりますが、気温に左右されますので、場所によってまちまちです。
私の住んでいる地方だと、雪解けの時期に早々と収穫しておいしく頂くというのがいつもどおりのスタイルなのですが、時期を間違えると花が咲いてしまい、一面が黄色の花まみれになってしまうので注意が必要な食材です。
ふきのとうはどこで取れる?取り方のコツは?
私の住む家の場合、ふきのとうは雑草扱いです。普通に歩く道にポンポン芽が出るので、酷い扱いです。つまり、条件さえ合えばどこにでも生えているのです!!
林や山の奥ではなく、日当たりの良い道沿いなどに生えているので、根が張っているのなら簡単に収穫が出来る野草なんです。
収穫の方法ですが、つぼみや開きかけのものだけを選び、手で取ってしまっても大丈夫です。
花が開いたものは苦味が強すぎで、食用にはおすすめしません。
また、根には毒がありますので、根は残して収穫してくださいね。
もちろん、ハサミや刃物を使って収穫しても大丈夫ですが、冷たいので手袋を着用して収穫すると怪我もなく簡単に収穫できますので、手袋を着用してから収穫をしてください。
ちなみに、ふきのとうのある場所にはフキが生えますので、1,2ヵ月後あたりから観察しているとどんどん大きくなって、さらに食材が……。
難点は、蛇が隠れていたり、毛虫が潜んでいることですので、手袋を着用してからの収穫をおすすめします。
ふきのとうを取ってきたら下ごしらえをしておこう!
収穫したからと言って、そのまま食べると「えぐみ」が酷くて食べられませんので、かならず下処理を行います。
ふきのとうは、外側の一枚をはがして、黒くなっている部分を取り除き、水にさらします。
このとき、何度か水の入れ替えを行ってください。
あとは、沸騰したお湯の中に放り込んで茹でた後に冷水に浸すと苦味が少なくなります。
私の家では、重曹を水1リットルに対して小さじ一杯入れてアク抜きをしますが、基本的には水に一晩つけておけば、下処理は大丈夫です。
苦味が苦手な方は、下茹でをしたり、水でアク抜きした後に油で揚げて食べると苦味も少なくて食べやすいですよ。
と、いうのも下茹でをすると、苦味がなくなってしまうこともあるので、私的には茹でないでアク抜きをする方法をおすすめします!!
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とても癖のある食材ですが、収穫したての物は本当に美味しく頂けますので、機会があれば是非口にしていただきたい食材のひとつです。
また、てんぷらの他にも、ふきのとう味噌というものもあるのですが、これもクセがありながらとても美味しい食べ物です。
おひたしなんかもたまらないです。ただ、苦いです。
なので、はじめてふきのとうを食べる方には、てんぷらがおすすめですよ。
塩で食べても良いですし、ポン酢で食べても美味しいですし……。
待ち遠しくて、早く雪が解けないかと思ってしまいます。
また、ふきのとうは通販でも購入できますので、収穫ができなくても興味があれば購入してみてはいかがでしょうか。
ただし、慣れるまでは食べにくい食材(私は初めてでも問題はありませんでした)らしいので、あまり大量に購入しないほうが良いかと思います。
旬の食材のふきのとう、ぜひあなたも味わってくださいね。