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浅草三社祭の由来を知ってる?伝統的なお祭りの楽しみ方

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毎年5月に浅草で行われるお祭りと言えば、「浅草三社祭」ですね。

東京の初夏を知らせるお祭りとして700年の歴史があり、町の人々に愛されてきました。

今回は浅草三社祭の歴史から見どころをみてみましょう。

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目次

浅草三社祭の由来は?

近年、外国人観光客に人気のある浅草ですが、浅草は浅草寺という「寺」と浅草神社という「神社」が並んでいる場所でもあります。

「どうして神社と寺が同じ場所にあるの?」と疑問を持った人もいるのではないでしょうか。

浅草の歴史を辿れば、その三社祭の起源がわかります。
由来を知れば、お祭りがもっと身近で楽しいものに変わりますよ!

浅草寺ができたのは、飛鳥時代にまで遡ります。

隅田川のほとりで漁をして暮らしていた、檜前浜成・竹成(ひのくま・はまなり、たけなり)という兄弟がいました。

兄弟は毎日漁をしてたのですが、何故が何度も網に観音様の像がかかるのです。

不思議に思い、地元の人に見せたところ、「聖観世音菩薩像」であることがわかりました。

その後、土師中知(はじのなかとも)が自宅にその観音像を祀ったことが浅草寺の歴史の始まりでした。

その後、観音像を見に浅草に人が集まり始め、浅草は徐々に活気づき始めます。

浅草神社も土師中知が始めました。
ある日、土師中知の末裔の枕元に観音様が現れ、「汝の親と檜前兄弟を神様として祀るように」との指示を受けます。

浅草神社の三神様とは、土師中知と檜前浜成・竹成の三人のことです。
それが、「三社祭」の起源となっているのですね。

三社祭は1312年に始まったとされています。

三社祭の本来の意図は「三人の神様が観音様とともにすごし、神輿で浅草の様子をご覧いただく」というものです。

浅草三社祭の御輿は見応え十分!

浅草三社祭は毎年5月第3週の金・土・日曜日に行われています。

昔は1年毎に執り行われていましたが、現在では毎年行われており、浅草の人たちとの重要なコミュニケーションのひとつとなっています。

歴史あるお祭りをただ楽しむだけではなく、お祈りの心も持ちながら楽しみましょう♪
三社祭は3日間行われます。ここではその見どころについてまとめてみますね。

1)本社神輿神霊入れの儀

本社神輿3基へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式です。

2)大行列

お祭りのメインともいえます。びんざさら舞、白鷺の舞・お囃子屋台・鳶頭木遣りなどが行列を作って、浅草の街を練り歩きます。

賑やかで華やかな様子をみていると、今年も始まったな~という気持ちになれます。

びんざさらとはヒノキの板を108枚重ねて作った木製の楽器で、アコーデイオンのように木と木をぶつけることによって音を出します。

商売繁盛、子孫繁栄などを願ってびんざさら舞を行います。

無形文化財にも指定されており、現在では三社祭でしか見ることの出来ない貴重なものです。

3)お祭り会場

雷門通りから交通規制をかけてお祭りが開催されます。各所より神輿が集まってきますので、たくさんの神輿が見たい人にはオススメの場所です。
屋台もたくさん出ていますよ!

4)本社神輿御霊返しの儀

本社神輿にお移りした御神霊(おみたま)を本殿へお返しする儀式です。お祭りのしめくくりに行われます。

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江戸情緒あふれるお祭りの楽しみ方

当日は交通規制がしかれています。
雷門通りから馬道通りの周辺は通行止めとなりますので、車ではなく、公共機関でのアクセスがおすすめです。

メインは大行列ですが、金曜日の夕方から夜にかけて行われる「宵宮」もおすすめです。

地元の人で見に行く人が多いですね。

日が暮れるにつれて徐々にくっきり見えてくる神輿の明かりが印象的です。
景気良く神輿を担ぐ姿を一足先に楽しめますよ♪

1870年代頃までは、神輿を担いで海に出るという行事もありましたが、現在では廃止され、神輿で街を練り歩くものへと変化しています。

神輿を見たい人は、大きな掛け声を目印にして、賑やかな方へ行ってみてください。

また、屋台などを楽しみたい方は、掛け声のかかる方を避けてくださいね。

当日は人で溢れかえりますので、お子さんを連れて行かれる方は注意してくださいね。

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最後に

三社祭は東京3大祭りのひとつでもあります。

初夏の風物詩として、一度体験してみてくださいね。
ぜひ、江戸っ子の情緒溢れる心に触れていただきたいと思います。

他にも浅草付近には、花やしきがあったり、少し足をのばせばスカイツリーがあったりと、お祭り以外にも楽しめる要素が満載です。

三社祭の後は東京見物もオススメですよ!

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