2005年に環境省が打ち上げたクールビズという言葉もすっかり世間に定着しましたね。
近年、温暖化や省エネが叫ばれる中、非常に画期的な政策といえるでしょう。
しかし、就活中に企業から「クールビズ中です」というメールが来たら、ネクタイなどはどのようにして訪問すればいいのでしょうか。
就活時のクールビスはアリなのかナシなのか見てみましょう。
関連サイト就活で必要な健康診断の項目は?料金はどれぐらいかかる? 関連サイト入社時に保証人が2人必要だと言われたら誰を保証人にすればいいの? 関連サイト就職活動のメールアドレスの決め方は?名前や署名の注意点クールビズはいつからいつまで?就活の基本的な服装
今までの就活の時期が後ろ倒しになり、学生はこれからがまさに就活真っ真中!という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
経団連も、クールビス中は学生にも知らせるようにと企業に求めているようです。
クールビズは環境省の発表によると、5月1日から9月30日までです。
さらに、6月1日からは、スーパークールビスと称して、さらなる軽装を推奨しています。
だからといって、就活時に軽装というのはかなり抵抗があるのではないでしょうか。
「クールビスなので軽装で来てくださいと言って…実は油断させるための罠なのでは?!」と悩む人もいることでしょう。
もちろん、クールビズで来てくださいと言っているからといつもの普段着で行ったり、サンダルにアロハシャツなど、海に行くような恰好で来てもよいということではないので誤解しないようにしてくださいね。
いくらクールビズとはいえ、あまりにも常識から逸脱した服装はイメージが悪く、大きなマイナスポイントになります。
就活でクールビズを指定された時の服装は?
一般的に、「クールビズでいいですよ」と言われたときは、ネクタイと上着はなしで行ってもよいと考えてください。
リクルートスーツで行った時も、「どうぞ、上着をお脱ぎください」と言われたら、遠慮せず素直に脱ぐようにしましょうね。
男性の場合、基本的にはノーネクタイにノージャケットがクールビスのスタイルとなります。
よく、高校生などで制服のズボンを膝まで折り曲げている人を見かけますが、いくら暑くても絶対にNGです。ズボンが暑ければサマースーツにするなど、工夫をしましょう。
また、靴下も柄物は避け、黒もしくは紺が無難です。ムレが気になる人は、替えを持ち歩くのもいいでしょう。
女性の場合は、ノージャケットがクールビズのスタイルとなります。
ただ、室内は冷える可能性もあるので、上着は持ち歩くようにするのがベターです。インナーも胸が大きくあいたものは避け、派手な色は避けましょう。下着がうっかり透けてしまないようにも注意しましょうね。
クールビズでも企業は服装をしっかりとチェックしています。基本的なマナーは普通の面接と同じです。
シャツのボタンやネクタイはどうするのがベスト?
シャツは長そでで、色は白にしましょう。いくら暑いからと言っても、ボタンを開けすぎるのはだらしない印象を与えるので、1つくらいにとどめておきましょう。
ワイシャツはボタンを一つ開けても様になるように、スナップダウンを選びましょう。
スナップダウンはボタンが付いていて襟を固定できるので、襟元がすっきり見えます。
清潔感、さわやかさを前面に出すようにし、腕まくりもやめておきましょう。
また、シャツの汗ばみや黄ばみも意外に目立ちます。シャツはしっかり洗濯し、しわのないものを着るようにしてくださいね。
汗をかきやすい人は、シャツやインナーの替えを持っておくと便利です。インナーは首元から見えないようにVネックを選んでくださいね。
また、汗拭きシートなどでさっとひと拭きするだけでも気分が違います。汗が引くだけではな気分もすっきりしますよ(^^
ノーネクタイが基本といっても、企業によっては必要となることもあるかもしれません。
どんな時でも対応できるよう、ネクタイも準備しておくと安心ですね。
最後に
企業がクールビズを伝えてくるのは、主に学生に対する配慮の部分が大きいそうです。
クールビスを提唱している会社は、面接官もラフな格好で挑むことが多いので、学生がびっくりしないようにあらかじめ伝えているのです。
しかし、いくら企業が「クールビズで来てね」と言っても、当日にガチガチのリクルートスーツで来る学生は必ずいます。
ですが、だからといって、減点の対象になるなんてことはないので安心してくださいね。
大切なのは、あなたの受け答えの力と、笑顔です♪さわやかさで乗り切ってくださいね!