夏休みの宿題の読書感想文といえば、親子共々悩みのタネかもしれません。
毎年のことですが、どんな本を選んであげればいいだろうと悩んでしまうお父さんやお母さんの為におすすめの本を選んでみました。
本選びに困った時の参考にしてくださいね。
関連サイト読書感想文 小学低学年の書き方とおすすめの本をご紹介 関連サイト夏休みの工作は何がいい?小学生でも簡単にできるおすすめ工作 関連サイト夏休みの宿題のために小学生でも簡単に作れる工作材料を探してみよう!目次
読書感想文 低学年におすすめの本
ちいさいおうち(バージニア・リー・バートン)
(あらすじ)
主人公は田舎の丘の上に建てられた丈夫な「ちいさいおうち」です。
田舎の風景を楽しみ、めぐる季節を感じて過ごすのですが、時代の流れでいつの間にか辺りは大きな町になってしまうのです。
ある時「ちいさいおうち」は、お引越しをすることになります。
はじめは怖がっていた「ちいさいおうち」ですが、引っ越した先は昔と同じ田舎の静かなところでした。
こうして「ちいさいおうち」は、再び季節を感じながら、静かに暮らすことができたのです。
季節の流れ、時代の流れが描かれた名作ですので、こちらをおすすめします。
ごめんねともだち(内田 麟太郎)
(あらすじ)
ある雨の酷い日に、仲良しのオオカミとキツネはオオカミの家で遊んでいました。
しかし、なにで遊んでもオオカミはキツネに勝てません。
とうとうオオカミはキツネに勝てない悔しさから、キツネを追い出してしまいます。
オオカミはすぐにキツネに怒ったことを後悔します。
次の日オオカミは、キツネに昨日のことを謝ろうとしますが、どうしても「ごめんなさい」が言えません。
次の日も「ごめんなさい」が言えなくて、胸が苦しさでいっぱいになって溢れてしまい――。
この絵本は「ごめんなさい」がとっても大切な言葉だと言うことを教えてくれます。
読書感想文 高学年におすすめの本
盲導犬クイールの一生(石黒 謙吾)
(あらすじ)
東京の家で生まれたクイールは、盲導犬になる為に生まれた家を離れてパピーウォーカーの元へと預けられました。
パピーウォーカーの元で愛情をたっぷりと注いでもらったクイールは、今度は盲導犬の訓練士の元へ預けられます。
訓練士の元に預けられたクイールは、やがて盲導犬となりパートナーの元で生活するようになるのですが、ある時パートナーが病気で倒れてしまうのです。
クイールは再び訓練士の元へ預けられることになります。
その後、一度だけパートナーと会うことはできましたが、すぐに亡くなってしまうのです。
パートナーがいなくなったクイールはデモンストレーション犬として働きます。
11歳になったクイールは、老後を迎えるためにパピーウォーカーの家に戻ります。
そこで再び愛情を注がれ、クイールは12歳で亡くなりました。
トムは真夜中の庭で(アン・フィリッパ・ピアス)
(あらすじ)
弟が病気になってしまい、叔父と叔母の家に預けられることになった主人公トム。
家には庭もなく、遊ぶものもないのでとっても退屈です。
そんなある日の夜、柱時計が13回鐘を鳴らしたかと思うと、トムは存在しない庭園を発見します。
そこで出会った少女とトムは仲良くなって、毎晩遊ぶのですが……。
トムは少女に流れる時間と、自分に流れる時間が違うことに気づいてしまい――。
ページ数は多いですが、とてもワクワクするお話なので、ファンタジーが大好きな子供におすすめの一冊です。
課題図書のススメ
本選びに悩んでしまったら少年読書感想文全国コンクールの課題図書から選んでみましょう。
・ボタンちゃん
・ひみつのきもちぎんこう
・みずたまのたび
・アリとくらすむし
こちらは2016年の課題図書ですが、こちらも学年向けに選ばれた本なのでおすすめですよ。
関連サイト読書感想文 小学低学年の書き方とおすすめの本をご紹介 関連サイト夏休みの工作は何がいい?小学生でも簡単にできるおすすめ工作 関連サイト夏休みの宿題のために小学生でも簡単に作れる工作材料を探してみよう!まとめ
夏休みの宿題の読書感想文は親子で悩みのタネかもしれませんね。
ですが子供達が日頃本に触れる機会が少ないのなら、これば一種のチャンスです。
本はこどもの創造力も豊かにしてくれるので、この機会に本の楽しさを教えてあげてくださいね。