夏の日差しのもとで思いっきり遊ぶのはとても楽しいですが、気をつけたいのがうっかり日焼けですよね。
特に背中の日焼けは広範囲に渡る場合があり、皮がめくれたりして、時には夜眠れないほどの痛みを伴うこともあります。
そんなうっかり日焼けの痛みを鎮める方法はあるのでしょうか?
今日は、日焼けの痛みを緩和する方法を探してきました。
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気をつけていても焼けるときは焼けてしまうものです。
まず、日焼けの種類について知っておきましょう。
主に日焼けは2種類に分かれます。
サンバーン
その名の示す通り、「サン=太陽」、「バーン=やけど」の意味があり、肌がやけどをしたように真っ赤になり、ヒリヒリと痛みが起こる日焼けのことです。
短時間で大量の紫外線を浴びることで、皮膚がやけどのような炎症を起こした状態のです。紫外線がメラニンの保護能力を超えた状態で、組織が損傷し、水ぶくれなどができることもあります。
サンタン
皮膚が黒くなり、痛みのない日焼けのことです。
主に、赤みが引いた後に黒くなる人が多いようです。
紫外線を浴びた後、一週間前後で肌が黒く変色し、その後皮膚が剥離します。
サンバーンと比べると軽度で、痛みを伴うことはありませんが、その後、シミになったりすることがあります。
痛くてどうしようもないときは、とにかくまず患部を冷やすようにしてください。
氷で冷やすと、冷やしすぎて凍傷になる恐れがありますので、水をかけ続けるか、水風呂に入ります。
個人的には、少し手間ですが、削った氷を乗せるのが気持ちよくておすすめです。
痛みがあるのが一部だけだったとしても、念のため全ての箇所を冷やすようにしてください。
感じていないだけで、実際はダメージを受けていることもあります。
また、皮を剥ぐ、さらに日焼けをするのは厳禁です!
水を多めに飲み、よく眠るようにすると回復がはやまります。
痛くて眠れない時は、アイスノンで冷やすなどして、痛みを抑えましょう。
アイスノンは直接肌に触れないように、必ずタオルなどで包んで冷やすようにしましょう。
日焼けの痛みに効く薬はある?
痛みを伴う日焼けは、きちんとした処置をしなければなりません。
家になるもので手軽なものといえば、オロナインですね。
オロナイン軟膏は、ヒビやあかぎれなどの症状のほか、軽いやけどであれば使うことが出来ますので、日焼けの際に使用するのに適しています。
ただし、水ぶくれがある場合など、重度の日焼けを起こしている場合は、オロナインを塗ると余計に悪化させてしまう恐れがあります。
冷やしても症状が改善しない場合は、皮膚科へ行き、ステロイドを処方してもらうとよいでしょう。
ただし、ステロイドは副作用が出る人もいますので、長期間にわたって使用するというよりは、短期間にひどい箇所にだけ使用するようにしましょう。
ステロイドには強さによってランク(1~5)があり、5が一番弱く、1が一番強いです。
病院では、3~4のものが多く処方されています。
痛みが治まってきたら、アロエ軟膏を塗るのもおすすめです。
アロエには、紫外線でダメージを受けた肌を修復する力があります。
また、サンバーンを防いでくれる力もありますので、日焼けの予防として塗るのも効果的です。
また、保湿効果もあります。
どんな服を選べば痛くない?
背中がひどい日焼けをしている場合、服を着るにも一苦労ですよね。
日焼けの度合いによっては、生傷を擦られたような痛みを感じるものもあります。
一体どうすればよいのでしょうか?
ここでは、服で背中が擦れて痛いときの防御法についてご紹介します。
綿100%の刺激の少ない服を着る
化学繊維の服は、生地も固く、擦れると激痛が走ることもあります。
綿のTシャツなど、肌にやさしい素材の服を着るようにしましょう。
ワセリンで防御!
薬局へ行ってワセリンを買いましょう。
なんでもよいですが、できれば白色ワセリンが不純物も少ないので肌のためにはおすすめです。
ワセリンを日焼けした肌に塗りましょう。
ワセリンは油分で膜を張りますので、菌の侵入も防ぐことができます。
なにをやっても痛い時
ワセリン+サランラップで服から背中を完全防御しましょう。
ラップが絆創膏の代わりにもなり、服の摩擦から肌を守ってくれます。
背中を雑菌と空気との接触と摩擦から守る必殺技です。
ただし、汗などでムレることがありますので、外出時はご注意ください。
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夏のバカンスはいい思い出となりますが、痛い思い出となりかねないのがうっかり日焼けですね。
できれば日焼け止めなどを忘れずに塗って予防するのを忘れないようにしましょう。
日焼けには、しっかり冷やすことと、保湿が大切となってきます。
食べるものにも気をつけて、しっかり治すようにしましょう♪