子供たちだけで新幹線に乗るとなると、サポートサービスがあるのか心配ですよね。
駅から駅までとはいえ長時間になることもあるし、
何歳から一人で乗せても大丈夫なのかとか
どんな席を取ればいいのかとか
どんなものを持たせておけばいいのか
など等気になることがたくさんででてきますよね。
子供だけで新幹線に乗るときのサポートがあるのかといったことから
実際に子供たちだけで新幹線に乗るときの注意点などをお知らしますね。
目次
新幹線には子供のサポートサービスがある?
飛行機には子供だけの旅をサポートしてくれるサービスがありますよね。
新幹線にも同じようにサポートサービスがあるのでは?と思うかもしれませんが、残念ながら新幹線には子供用のサポートサービスはありません。
降車駅を乗り越ししないように車掌さんにお願いすることはできますが、混雑している時期などはサポートしてもらえればラッキーぐらいの状態になるでしょう。
確実にサポートしてほしい場合はグリーン車に席をとりましょう。のぞみには車掌としてパーサーが乗務しているので降りる駅のお知らせなどはしてもらうことができます。
新幹線だと飛行機のように細やかなサポートはありませんが、その分到着して駅に降り立った子供の達成感は格別ではないでしょうか。
新幹線に子供だけで乗れるのは何歳?
ただ、サポートが受けられないとなると、何歳ぐらいから子供だけで新幹線に乗せても大丈夫か気になりますね。
実は子供の一人乗車は何歳以上といった決まりはありません。
2歳の子供に一人旅させた。なんていう話も聞きますが、わが子が一人で新幹線に乗ることができるかどうかは、いくつかのチェックポイントがあります。
- つくまでの時間じっとして座っていることができる?
- アナウンスをきちんと聞いて降りる場所が判断できる?
- 大きな声で騒いだりして周りに迷惑をかけない?
- 困ったことがあったらすぐに助けを求めることができる?
こんな感じでしょうか。
困ったときに助けを求めることができるかは重要なポイントです。
意思表示ができない場合はお母さんとしても不安ですよね。困っても黙ってしまうという性格の場合は一人ではなく複数での子供だけの新幹線乗車にチャレンジしてみましょう。
子供たちだけとはいえ複数で乗るのであれば、小学校低学年でも大丈夫かもしれませんが、一人で乗せるのであれば小学高学年ぐらいになってからが安心ですね。
新幹線に子供だけ乗るときの座席の選び方
子供だけで新幹線に乗るときは席選びもポイントです。
指定席を予約する
新幹線に子供だけで乗る場合は、自由席は避けましょう。トイレに行った際など席が無くなってしまうこともありますし、席キープのため何かを置いて席を離れるのも不用心ですよね。
トイレなどで席を立っても安心して戻れるように、指定席を予約しておきましょう。
その際には席選びもポイントです。
兄弟3人で新幹線に乗る場合は3列席でも構いませんが、人数が少ない時は知らない人との接触はできるだけ避けたいので2列席を予約しましょう。
車掌室の近くを予約する
東海道新幹線の場合、車掌室は8号車に設置されています。困ったとき、すぐに車掌室行けるように8号車で予約をとると安心ですね。
トイレは奇数号車に設置されています。
車掌室の近くに予約することができれば7号車トイレがとても近くて便利です。
新幹線に子供だけ乗るときに準備したいもの
こどもだけの新幹線の旅ということだけで、親として心配は尽きませんよね。
ですが、子供の成長のきっかけにもなる旅になるでしょう。子供たちができるだけ快適に過ごせるための準備をしてあげましょう。
乗車前のトイレ
できるだけ車内で移動しなくていいように乗車前にトイレに連れて行っておきましょう。
車内での時間つぶしグッズ
ゲームや本、食べ物飲み物など、乗車時間の退屈しのぎになるものを持たせましょう。
寝過ごして乗り越してしまうことを避けるためなので、乗車前に満腹にさせないよう注意してくださいね。満腹だと眠ってしまうかもしれません。
携帯電話
何かあったときや、降車駅が近くなった時などにも連絡ができるよう携帯電話を持たせておきましょう。
腕時計など
時計を持たせて降車駅が近づく時間にアラームを設定しておきましょう。万が一眠ってしまった時にも役立ちます。
あまり大きい音だと周りの人に迷惑なので音量は控えめにしてくださいね。
防犯グッズ
準備をしておくに越したことはありません。
こんな時に使いなさいとレクチャーしてあげてくださいね。
子供に注意点を伝える
自宅でもシミュレーションしたかもしれませんが、乗車前にもう一度注意点などのおさらいをしましょう。
- 何時にどこで降りるのか。
- 降りたら誰に連絡すればいいのか。
- 乗り過ごしてしまったらどこに連絡すればいいのか
- トイレに行くときはどうすればいいのか
- 困ったときは車掌さんや大人の人に伝えること
- 知らない人に話しかけられてもついていかない
- 周りの人の迷惑なので騒がないこと
などなど。
忘れてしまいそうであれば紙に書いて持たせておきましょう。
心配であれやこれや持たせたくなるかもしれませんが、荷物が多いと子供にとって負担になります。必要最小限の準備にしてあげましょう。
里帰りなどの場合は荷物になるものは事前に送っておきましょう。
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新幹線に子供だけで乗る場合、飛行機のようなサポートサービスが受けられないので親としては心配になってしまいますね。
でもしっかり準備をしてあげれば子供たちの負担もへるでしょう。指定席の場所や持たせるものを工夫して快適な新幹線の旅にしてあげましょう。
自分たちだけで旅行ができたという達成感は親が想像する以上の自信になるでしょう。
新幹線でのサポートは受けられないですが、その分親としてのサポートでカバーしてあげてくださいね。