新生活に向けて、新しい新居をお探しの人もいることでしょう。
どんな部屋に住もうか…どんな生活が待っているのか…ドキドキ☆わくわくですね♪
家賃の他に気になってくるのが、光熱費ですね。
住宅情報を見ていると、「都市ガス」、「プロパンガス」の文字が。
同じガスじゃないの?なにが違うの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
どうやら、かなりの違いがあるので、探ってみましょう。
関連サイト引っ越しするときに慌てないために初期費用をチェックしておこう! 関連サイト一人暮らしに必要な家電や家具、初日には必ず準備しておきたい物 関連サイト引っ越しのときに整理整頓もしよう!断捨離のコツ3選都市ガスのメリットは?デメリットはなに?
都市ガスとは天然ガスを原料としてできており、ガスの生産工場で作ったガスを、地下の配管を使って、各家庭に届けるタイプのことです。
ガスは、家庭のさまざまなシーンで使われていて、ガスコンロの火やお風呂のお湯を沸かす際の燃料、ガスストーブなど、なくてはならない存在です。
都市ガスのメリットはなんといっても料金が安いことでしょう♪
個人的には、家を探す際には、都市ガスの物件を選ぶべきだと思っております。
デメリットしては、災害時に復旧が遅いことや、初期費用が高い(賃貸の場合はかかりません)などが挙げられますが、やはり、毎月の光熱費も馬鹿になりませんので、物件を選ぶ際には、都市ガスの物件を選ぶのがおすすめです。
プロパンガスの特徴は?都市ガスとの違いはなに?
プロパンガスは、プロパンを主成分とする液化石油ガスのことです。
都市ガスと違い、屋外にガスが溜めてあるタンクがあり、定期的にガス会社の人がタンクを取り替えにきています。
そのため、人件費がかかり、ガス料金も上がってしまいます。
私は、以前はプロパンガスの物件に住んでいたのですが、冬場のガス代が、電気コンロだったので、お風呂でしかガスを使っていないにもかかわらず、8,000円程かかったことがあり、「間違っているのでは?」と思い、調べたところ、初めてプロパンガスであることを知りました。
その前に住んでいた都市ガスの物件では、ガスコンロとお風呂で普通に使っていても4,000円以内でしたので、約3倍ですね。それほど料金に違いがあります。
また、プロパンガスというものは、料金に基準がなく、ガス会社の言い値によるところがほとんどです。
みなさんは、「大家さんが都市ガスに変えてくれればいいのに…」とお悩みかもしれませんが、なんとプロパンガス会社と大家が癒着しており、大家がバックマージンをもらっているところもあります。(もちろん全員ではありません)
そのため、都市ガスに変えず、あえてプロパンガスにしている物件もあります。
プロパンガスは、古い土地に多く、都会では徐々に減りつつあります。ちなみに私の以前住んでいた物件は、戦時中に焼け残った古い地域でした。
しかし、プロパンガスは屋外にタンクで溜めてありますので、水さえ止まらなければ、災害時にお湯が使えなくてお風呂に入れないということはないというメリットもあります。
都市ガスとプロパンガスで料金にどのくらい違いがあるの?
都市ガスとプロパンガスは原料が違います。ガス漏れが起こった場合、都市ガスは空気より軽いので天井付近に、プロパンガスは重いので床付近に溜まります。
ちなみに、ガスって本来は無色無臭なのはご存知でしたか?
しかし、それだと、漏れたときに気づかず、非常に危険です。そのため、わざと「ガス臭い」臭いをつけて、気付くようにしています。
先ほども少しお話しましたが、都市ガスとプロパンガスには約3倍ほどの料金の差があります。
プロパンガスは会社が自由に価格設定ができるため、原油価格の高騰や為替の影響などで、著しく変動が起こります。
業者間で、「プロパンガスで価格競争が起こらないように値段を安くするのはやめましょう」という約束がされているという噂もあるくらいです。(あくまで噂ですよ~)
そのため、冬にガス料金が2万円を超えてしまった…なんてことも珍しくはありません。
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今回は、都市ガスとプロパンガスの違いについてご紹介いたしました。
「せっかく安い物件にしたのに、ガス代が高い!これなら都市ガスで、あと5,000円高い物件にしたほうがよかった!」という声も耳にします。
物件を選ぶ際には、それぞれのメリット、デメリットを考慮して選んでくださいね。